見出し画像

心合わせ -my reliance on the heart, It's wyse-

今日は何の日でしょう?

そうですね、中には今日から始まって
最も大切な日であると答える人もいるかも知れません。

数日前からソワソワしてる人もいるのでしょうか。
差し出す側、受け取る側、
双方にとっても愛を確かめることでもあるかもしれません。


一部の人にとっては記念日とも言える2月14日。

突然の告白に涙した日もありました。
いつもくれるプレゼントに笑った日もありました。
たくさん思い出と思い入れがあります

私にとっても、それはそれは特別な日なのです。

そう、本日は――





wyseの結成日ですね。



2月14日とwyse

前にも同じような始め方しましたがお気になさらずに。常套手段です。
バレンタインは、まぁ人並みですかね。
いつぞやの手作りのチーズケーキは美味しかったです。ありがとう。
時計入れるみたいな黒い箱に入ったものも思い出深いかな。ありがとう。


さて、2/14はwyseの結成日ということで
おおよそこの辺りの時期に毎年ライブがあります

解散の日もこの日付だったため、
再結成するまでは悲しい日でもあったんですけどね。
こうして周年ライブを祝える現状が幸せです。

昨年と一昨年は仕事が忙しすぎて参加できなかったのですが
今年はなんとか参戦してきました

シャイなのでもちろん顔は隠して。

画像1

この上着も15年くらい着てるなぁ。
ライブ参戦専用冬服です。精一杯のおしゃれ。


というわけで久々にライブレポを投稿してみようと思います。
こっから長いので読むのめんどい人はここまででお疲れさまでした。

服装へのツッコミとかバレンタインの思い出をコメント欄へどうぞ。


※wyseとは:ツインボーカル、ツインギターの4人バンドで
現在ドラムにはJanne Da Arcのshujiがサポートでついてます。


20220211 心合わせ [Fan’s Select Day]

いわゆるリクエストライブです。

他のバンドと違って、ほんとにリクエスト上位の曲を
たとえ普段ライブでやらない楽曲でも惜しみなく披露します。
ガチでNGなし。

最初はただ単にライブでやらない曲ばかりに票が集まったのですが
再結成してから3回目くらいになるので
マニアックな曲でもある程度人気がないと選出されなくなってきました。
いよいよ本来のリクエストライブの様相になってきた模様。

さらに今回はドラムとキーボードが中央に鎮座して
メンバーは外側四方を向いて演奏する全方位スタイル
360°ライブはどの席でもメンバーがよく見えるのでお得な感じがします。

さて、今回はどういうセトリになったのでしょうか。


SE. 息吹

メリーゴーランドを思わす映像によく似合うハッピネスなSE。
ぐるぐるローテーションでメンバーの立ち位置が変わるライブなので
実に趣向にあった音楽です。

01. あの日の白い鳥

インディーズ初期の人気曲。
メジャー期には演らなくなったけど再結成後は稀に演ってますね。
いつの間にかサビが横振りじゃなくなってたみたい。

オープニングにきたのは初かな?
普段は最終ブロックにて披露されてますが
爽やかなので一曲目ってかなりいいかも。

02. evil news

東京ではめったに演らない、基本リクエストライブでしか聴けない曲。
個人的に大好きな曲なので聴けて嬉しい。
歌詞が内省的すぎるので盛り上がるのは難しいかもだけど。

ループする同期音もギターなので
音圧上がってライブで聴いてもかっこいい。

03. Speed

こちらも基本リクエストでしか演らない楽曲。
【ワイズの時間】のオープニング曲だし
人気もあるはずなのでそりゃあ票は集まりますよね。

たださすがに季節外れ感が強い件。笑
好きな曲なので聴けて嬉しいんですけどね。

04. am00:00の警笛の中で

こちらもリクエストならでは。
リテイクアルバムにも選出されてるくらいなので
演奏することにネガティブではないにしろ
ただ確かに他の楽曲とのつながりと難しいとは感じてます。

エモいんよねぇこの曲。ノスタルジィ。

05. Countless Trigger

こちらは昔からライブでの定番曲。
メジャー期はそんなに演ってないけど再結成後もちょこちょこ聴きます。
人気やね。

リテイク以降テンポちょっと落としてるのがちょっと残念だけど
こうでもしないと月森の口が回らない疑惑。

06. float

人気曲。
長らくライブでは聴けなかったけど、
解散ちょっと前からバラードアレンジされ
再結成後はちょくちょくとセトリに食い込んでくるのが嬉しい。

この季節にピッタリで切ないエモイバラードです。
ここまでがインディーズまでの青春ストーリーって感じのブロックでした。

07. if

未発表曲。
再結成以後はバンドのことを歌った曲が多いんですが
こちらもまさにステージから見た景色を言語化したような
直接的な歌詞が胸に響きます。

ええ曲やでぇ。

08. Perfume

メジャー1stシングル。春の曲。
シングルなだけあって誰にでも聴かせたい大衆向けでもあって華やか。
優しい気持ちになれますよね。

頻繁には演らないけど要所要所では聴く楽曲。
たぶん季節的なものだろうけど。

09. 無色の雪

ライブの定番。
リクエストでも入ってくるくらいの人気曲。さすがやねぇ。

wyseのライブがけして勢いだけじゃないことの証明です。
メッセージ性が高く、またサビの突き抜け具合が気持ちいいです。
知らなくても思わずチョップしたくなること請け合いです。

10. Trust

おー……レアですねぇ。
メインソングライターの思い入れが非常に強い曲のため
なかなかセットリストには組み込まれません。

超内省曲。この歌詞には100%の共感を覚えます。
聴けて嬉しい。
生で聴くと月森の絶唱が超胸熱です。

11. Friend

『Trust』から『friend』はズルいって……涙腺刺激ゾーン。
まして今回はステージの演出上、
ツインボーカルがちょうど背中合わせになってるんですよ。

歌詞が交差して背中合わせで声が合わさっていく……
真反対を向きながらの「だけどね、ほんとは君と歩きたかったんだ」
この演出はヤバイって!無事泣きました。

12. thoughtful Day

リクエストでしか演らない曲。ガチで。シングルなのに。
前回聴いたのも前回のリクエストライブ以来。

音源でも数少ないアコースティックオンリーなため
なかなかギターを持ち替えるこの曲は組み込みづらいのでしょう。

超優しい曲。

13. RESET 2022

お遊び曲。
メンバー紹介曲なのでシリアスな世界観をぶち壊すため
こういうときにしか聴けないのは必然です。

shujiパートもあって、カリスマって言われてんのが草不可避。
そこのドラミングがもうさすがの一言。
ドラムで歌ってるわこの人。かっこいい。

14. Calling…

めっちゃ最近の曲なのにリクエストで入ってくるのか……すげーな。
確かに盛り上がります。ライブならではの曲でもあるし納得。

あとライブだとCDより月森歌唱部分が多いのも
聴き心地が違って楽しいってのもあるのかな。

15. Plastic Monkey

一周回ってこれも入ってくるのか。面白いな。
ライブド定番曲です。いわゆる暴れ曲。
黙っててもライブではほぼ演奏されるので、
逆に今日は聴けないと思ってました。

ヘドバンありの手振りありのオバンギャ歓喜な曲で
この曲聴かないと帰りたくないまであります。

16. 終わらない夜のマーメイド

続けてライブド定番曲。
こちらも大盛りあがり必至。

やっぱりちゃんと票入るんだなぁ。
みんな偉い。笑

17. b’coz I love you

新定番曲。アップテンポでメッセージ性あって、と
wyseのニュースタンダードとも言える位置についてる気がします。

これはリクエストじゃない気がするかな。
でももうライブで絶対聴きたい曲になってます。
そんな曲をこのキャリアでも作成できるwyseを尊敬します。

18. ヒカリ

なぜか今日朝起きて一発目に聴きたくて流してた曲。
聴けば聴くほど好きになる曲です。ヒカリ溢れてますよね。
多幸感を覚えます。

マジで良い曲。

19. Colors

なかなかのレア曲。
解散時のメイン曲なので
どうしてもそこがよぎるからと封印されてたきらいもあります。

ただ楽曲は日頃の小さな幸せを噛みしめる歌詞のため
『ヒカリ』との親和性が高く、こう並べて演奏されると
感情が増幅されて浄化されます。
うわ。いいライブだったわ。確信。

このあと『Glorious Story』来たら泣くぜ?

20. Like sewing up

想像以上なの来た!
噴き出しそうな感情が卵閉じされた気分。
泣く準備してたのに防波堤ごと一気に流されました。

そっかこれがあったか!
そして次の日明かされますが、この曲がリクエストダントツ1位とのこと。
おまえらわかってんなぁ……今の時期に一番ふさわしい曲だと思います。


EN.
21. 月を想うトキ(新曲)

まさか新曲が聴けるとは。
幻想的で『Flower』とか『Blue Moon』とかと併せて聴きたい
アニソンライクな楽曲。
まだまだ才能が枯れそうにないですね。音源超期待。

22. Brand New World

そして最新シングルで〆。
CDだと味気ないんだけどライブで聴いて一気に好きになった曲。
月森の生歌唱ってズルイ。


20220212 心合わせ [Member’s Select Day]

属に言ういわゆる周年ライブの様相となります。
"心合わせ"というイベント名に重ねたセトリが組まれていることでしょう。
さて、どんなメッセージを受け取れるのかな。

SE. 息吹

まずは昨日と同じSE。
わくわく。

01. 未来

最新アルバムより。
音源ではトリの曲から始まるというのは昨日と同じ構図です。
その対比がいきなり面白い。

未来を見せたい、という明確なコンセプトが垣間見れます。

02. You gotta be

最新リテイク音源より。
アッパーな楽曲でボルテージを上げていきます。
盛り上げる気満々じゃないか。当たり前だけど。

360°ライブでこの曲ってめっちゃ似合ってますね。
これ以上ない幕開けナンバーだと思います。
ぐるっと一周する月森が可愛い。

03. Adapt

未発表曲。
……なんだけどアグレッシブでかっこいいので
耳馴染みが早いのなんのって。

いまんとここれが一番音源化楽しみな曲です。
わかりやすくロックなのがやっぱり好き。
というかやっぱりshujiのドラムの疾走感がたまらない。

04. Over Drive

更にダンサブルな楽曲が続きます。
縦ノリ横ノリに揺さぶられるのが気持ちよくて
最新アルバムの曲ですが
この曲も早くもライブの定番と化してきてますね。

05. D&D

最新リテイク音源より。
トばしますねぇ……全然手を抜く気はないようです。
流れが完璧。

ただ対角線上にいるので
ラストのいつものギター陣クロスが不可能だったのが残念。笑
あのダサさがかっこいいのに。

06. Secret Lip

そして怪しさ満点なヘヴィな楽曲へ。

これライブの雰囲気をパッケージできないのが残念ですよね。
音源だといかにもカップリング!って雰囲気のままなのが惜しい。
ライブだとしびれるほどかっこいいのに。

07. Distance

一転してエモパートへ。
なにげにこれもレアじゃない?
東京であまり聴かない気がします。久々すぎて一瞬わからなかった。

こんなご時世だからこそ、遠く離れてても的な思いが込められてたのかな?
そう感じさせる選曲。いいね。

08. 冷たいベッド

わぁ、今度はエモの連続攻撃。
『Distance』もそうなんですが、曲はアップテンポでも明らかに叙事詩。
バラードみたいな歌詞なんですこれ。

これもあんまりライブで演ってない印象。
得した気分。

09. 心の隙間

レア曲が続くので今日もリクエストデイだっけ?と錯覚します。
そしてこれもアップテンポ叙事詩。

月森が好きな曲ということでわかりやすく声が震え始めます。
だからその歌唱ズルいんだって!
今このご時世にライブをすることの是非と
この楽曲の歌詞がリンクして葛藤が全面に押し出されてきました。

考えさせられるー

10. 3 years later, I…

思わず失笑が漏れます。いい意味で。
wyseが泣かせてくるー

なんでwyseって普通のバンドだったらバラードに乗せるような大切な歌詞を
私の好きなアップテンポな楽曲に乗せてくるの?
最高すぎるじゃんよ。

『Distance』からここまで
歌詞に込められている世界観は一緒で、その対象も知ってます。
でも今のこの世界の状況。二人称はたやすく"私達"に変換できます。

まさに私を支えてるのはwyseだと、心からそう言えるよ……

11. Like sewing up

とどめを刺しに来ました。
昨日も想定以上の神選曲で奮った暗器で
またこの胸を狙ってきました。

涙枯れ果てさせる気かよ!

ツインボーカルならではのエンディングがまた最高でね。
2つのメロディで攻め立ててきます。

ダントツのリクエストってのもうなずける楽曲ですわ。
今書き出しながら思い出し泣きしてるので、
その威力は凄まじかったと遺しておきます。

12. RESET 2022

お遊び曲でいったん休憩。
もう、楽しいなぁ。
今日の位置からはshujiが超見える位置だったので殊更に。

13. It’s not like me, It’s not like you

「3年経った今でも僕は」と歌ったかと思えば
今度は「1年先も5年先も10年先でも」と
過去から未来への邂逅を繋げてきます。

wyseはフィクションが少なくリアルタイムで歌詞を紡いでくるので
その時時の思い出がたやすく蘇るんですよね。
前日に『Trust』やってるんで
このメッセージはたぶん思い込みじゃないです。

14. ヒカリ

そして「10年前の僕らが今を描けなかったように」
と〆てきます。繋がってる……
すごくわかりやすい。出版されてる時期全然違うのに。

だから泣くって。
特にいま私は心が弱ってるんで効果は抜群なんですよ。

やっぱ救われるなぁ。音楽ってすごい。
飯食うよりたぶん今は私の栄養になってます。

15. 路地裏のルール

超絶長く感じたバラードブロックもようやく抜けて
ライブらしく盛り上がって終わろうという楽曲が始まりました。

16. MORAL

マスクがどうしようもなく冷たいんですが頑張って拳を突き上げます。
ヤバイ楽しい。
がんじがらめのこの街で生きる私達の矛先は、今はここで発散するのです。

17. Feeling…

適度に頭振り回す系じゃないほうのタイプの激しい曲が続くので
感情の追いつきがスムーズに盛り上がっていきます。
あといまはこの曲の歌詞が刺さりまくりでヤバイ。

素直になれない弱い私だから、この手を離さないで……

18. wade

wyseが結成されて一番はじめの始まりの曲。
突き上げる拳も最高潮。
いいね。ロックだわ。

アッパーな曲でも歌詞にメッセージが強いのがwyseの特徴。
繰り返されるヒビにこの目がなじまないように。

19. 無色の雪

うわーここでまたこの曲が来るか。
アグレッシブブロックまで伏線にしてきやがった。

ボーカルの月森も決壊。思わず貰い泣き。
うん、届いてるよ。届いてる。
キラキラ輝いてる。

20. Little Peace

wyseどんだけ曲層厚いのよ。
これもライブでほとんど聴いたことないなぁ。
でも締めに相応しいピースフルな曲です。



EN.
21. Beautiful Life(新曲)

さらに新曲まで。
おーこれも良い曲。
あんまりハッピーな曲って好んで聴かないんですが
これは好きな方の曲調。いいね。

22. Glorious Story

で、待ってましたのこちら。
この曲で終わると多幸感ハンパないの。

再結成後の曲のほうでこういう感情になれるのって超貴重な気がする。

だいたい全盛期の曲のほうが感動も大きいだろうけど
ここは常に最高を更新してくれるので
こうしていつまでも興味を離せないのです。

360°ライブはミラーボールの効果も十二分に発揮できるんで
『I believe』じゃなくこちらで締めるのはGJとしか言いようがないですね。


Afterword

というわけで需要無視のライブレポでした。
他人が泣いたとか激しく興味ないだろうけど残したくなったので。

まぁまだ本調子ではないけど。
もっと深くライブレポ書ける体調になったらもっとクサい文章になります。
今はまだそこまでの状態じゃない。自分のことで手一杯です。

次回の更新は2/16(水)になります。

よしなに



最後まで長文お読みいただき誠にありがとうございました。 つっこみどころを残してあるはずなので 些細なことでもコメント残してくれると嬉しいです!