ゆりかご

とても楽しい時間を過ごした時。
とても素敵な一日を過ごした時。

「この時間が永遠に続けば良いのに」

と、つい考えてしまう。
けど仮に、本当にその時間が永遠に続いたら、あるいはタイムリープするSFのようにエンドレスにその時間を繰り返すとしたら。
果たしてそれは真に幸せなのだろうか。

別に「幸せを噛みしめるために不幸せがある」なんて思わないし、「より辛いことを知っている人の方がより幸福である」なんて無理矢理な綺麗事を言うつもりもない。
でも幸せとは相対の波間に生じる感傷のようなものであって、絶対的な状態を指すものでもないと思う。

記憶の檻に住まうことは、人生を豊かにしてくれるだろうか?

もしサポートしていただけたら、本を買おうと思います。心を豊かにして、良いアウトプットができるように。また貴方に読んでもらえるように。