![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/113151394/rectangle_large_type_2_98119370e57a672a5f8d8a4dfc25a816.png?width=1200)
サウナ 61 花はすのサウナ
はじめて行くサウナ施設でした。
福井県の真ん中あたり、南条郡南越前町の「花はす温泉 そまやま」です。
と、言ってもわかりにくいでしょうか。
![](https://assets.st-note.com/img/1691806774739-Ye4bg6nP3D.jpg?width=1200)
地図では周りは緑だらけで山の中にあります。
着いてみると、花はす公園が隣にあり、先週までお祭りをしていたようです。
![](https://assets.st-note.com/img/1691807024175-JK5Dy1oKWn.png)
花はすです。
真夏の炎天下の中、キレイに咲いてます。
水の中に浸かって生えているので、涼しそうに見えます。
温泉に向かい、サウナに入ってみると、温度は82℃。体感は充分な温度に汗がすぐに吹き出してきます。
サウナに入ると、サウナ室の外とは異なる温度と湿度のため息苦しくなります。
その温度が100℃超えか82℃であるかは、あまり関係がありません。
100℃越えの高い温度の場合、身体の細い先の部分がヒリヒリしたり、後に身体の何処かがヒリヒリしたりするくらいのことで、サウナの楽しさというか効果にはあまり関係がないような気がしています。
今回の82℃のサウナですが、湿度がステキなのか、汗がしっかり出て満足感もあり、快適でもあり程々の熱苦しさを感じます。
サウナは、後の水風呂を快適にするために、一度不快にする必要があると思っています。
水風呂自体も、ただの冷たい水なので本来は辛いものです。
しかし、それをサイコー!と感じさせる不思議な前準備としてサウナが必要なのでしょう。
その不快なサウナの中にも、少しの満足感を得るための要因として、「汗がいっぱい出てるー!」があります。
サウナに入り5分ほどった後、腕を見るとさっきまではなかった水玉が並んでいます。
汗が出ると「なんか健康に近づいた気がするー」と感じるのはなぜなのでしょうか。
ここ花はすのサウナは、しっかりとその満足感を与えてくれています。
汗が出ます。
8分ほどして水風呂に向かいます。
備え付けの手桶で水を汲み、頭からかぶります。
「冷た!」
水が思ったより冷たいです。温度はよくわかりません。
水風呂の温度を正確にわかるようになれば、おそらくベテランサウナーさんなのでしょうが、私は17℃の水風呂のときは物足りなさを感じて、14℃くらいだと「おぉ〜」と感じたくらいの水レポしかできません。
今回は「冷た!」です。
何℃かはわかりません。
しっかりと温まった後の水風呂は冷たいほうが気持ち良いです。
なんとなく、普段は入れない冷たい水に「今は入れるぞー」という少しの満足感も満たしてくれています。
もちろん、無駄に温まりすぎた身体を冷やす感覚は気持ちの良いものです。
露天風呂に設置してある椅子に座ります。
この露天風呂。森の中にいるような気分になります。周りは山の木が生い茂り、蝉の声、鳥の声、風の音が身体を包み込みます。
露天風呂の敷地内にも大きな木が何本も立っており、今日は風が強く湯船の中は落ち葉だらけ。
そばには虫取り網が置かれており、「気になるなら勝手に取ってね」のスタンス。
秘境の渓流を駆け登り、沢沿いの砂利を掘り起こした穴の温泉に浸かっているような雰囲気です。
木漏れ日の暖かさと夏の風を感じながらの、ぼんやりタイムは、知らないうちに30分以上は経っていたようです。
こんな山の中。人も少なくとてもステキなサウナでした。
この花はす温泉。世の中でサウナの人気が出てからも、おそらくほとんど変わらずこの形で過ごしているのでしょう。
変わっているのは椅子の数が増えたくらいなのではないでしょうか。
また、行ってきます。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?