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現役不動産業従事者が教える、失敗しない不動産業者の選び方(賃貸編)

賃貸のお部屋を探す際、何を重視しますか?
物件の間取り、立地、使い勝手?
どれもとても重要だと思います。ですが、一番重要なのは、不動産屋選びです。
全てが左右されるといっても過言ではありません。

しかし、コンビニより多い不動産業者の中からどのようにして選べばいいの?
可能な範囲で教えましょうw

TVでやっているような、地方から出てきた人の部屋探しに密着して。。。
というような不動産屋に出会えればなーんの問題もありませんね。
あれはTVだから。。。なんてことは言いません。親身な業者さんも多々あります。
が、そうでない業者さんも星の数ほどいるのが現実です。

本題に入りましょう。
まず、皆さんがお部屋探しをする際に何からはじめますでしょうか。
大体の方がインターネットを介して物件を探すかと思います。
気に入った物件を見つけ、掲載している不動産業者に連絡をして、といったところでしょう。
その物件、どこの業者に行っても紹介してもらえます。そういうもんなんです。

◆ネット、雑誌に掲載されている物件は無いものと思え
掲載日までに時差があり、更には全国だれでも見られる情報ですから、
いい物件が残っているわけがありません。あなたがいいと思う物件は他の人もいいと思ってます。

◆手っ取り早くターミナル駅の不動産屋に入るのはやめましょう
まず、住みたい町、駅が決まっているならそこに行きましょう。
その町、駅に古くからある不動産屋で情報収集がベストです。地域密着のお店なんていいと思います。
運がよければ募集前の物件を紹介してもらえることもあるかも。家主との距離間が近い為、賃料交渉が出来たりします。
問題点としては、地場業者さんは年配の方が割と多かったりするので、
ガツガツした営業こそないが、横柄だったりします。少し我慢するぐらいの気持ちが大事ですw

◆路面の立て看板は気にしない
空中店舗(路面店以外をこう呼ぶ)の場合、道路に物件情報を貼り付けた看板を置いたりしますが、
あれ、気にしてもしょうがないです。張ってある物件はほぼないですから。
マメに更新しているお店なんて一握りですよ。

◆しつこく来店を促す不動産業者には行かない
問い合わせをした際に、とりあえず来店を促してくる、それもしつこく。そんな業者には行かなくていいです。
まず、いいことないです。

◆身だしなみ、言葉使いがきちんとしている
ホームページで社員紹介の写真が掲載されているケースがありますが、以前、チャラそうな若者が並んでいる店舗がありました。
ホストクラブと見間違えるような。。。その店舗が悪いというわけではないのですが、やはり営業ですから、身なりはやはりきちんとしていた方がいいと思います。
あと、仲介業者の営業の方で、タメ口になる人、あれなんですかね?意外と多いんですよ。仕事柄接点があるので腹立つときあります。
これは私の個人的感情ですね。失礼しました。

◆有名店も賛否あり
自分の会社の管理物件を当然紹介してきます。成績がありますのでね。
お眼鏡に叶う物件があればいいのですが、希望の条件から外れた物件ばかり出してくるようであれば見切りをつけていいと思います。
しかしながら、有名店は会社としてマニュアルがしっかりしているので、接客にハズレはあまりないです。

◆免許番号を確認してみよう
不動産業を行うには、知事または国土交通大臣への登録が必要になります。
登録に際し、免許番号が割り振られるのですが、この番号を確認することで、比較的新しい業者なのか、古い業者なのかがわかります。
例)東京都知事(1)第00000号
  国土交通大臣(1)第00000号
この()内の数字、5年に一回更新されます。6年目には(2)になるということです。(3)であれば少なくとも11年は経っているということ。
また、知事免許であれば1つの都道府県のみで営業を行っており、2つ以上の都府県で営業を行っている場合国土交通大臣免許になります。
一つの目安にしてみてはいかがでしょう。

まだまだあるのですが、書ききれないので又の機会にご紹介することにします。
質問等あればお気軽にご連絡ください。できるだけご返信させていただきます。

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