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✨お気に入りの一冊✨ 『心の処方箋』

おはようございます!
今日は仕事で大変早起きをしました。
眠たいです…早すぎて得はできませんでした笑

さて今日はお気に入りの一冊をご紹介します。
僕が本を好きになったきっかけでもあります。
辛かった時に読んで、河合隼雄先生の心の広さと人間を見つめる眼差しに、心が救われました。

道草によってこそ「道」の味がわかる

この本の例にあるように、自分も大学受験を終えて、しばらく勉強が手につかない時期がありました。
そこで思い切って、バイトやサークル活動でエンジョイしてみようと思い、
1年半ぐらいでしょうか、力の限り活動に勤しみました。
するとどうでしょう、活動を通じて浮かんだ疑問から、学びたいテーマがある時浮かび、
再び大学での授業に専念できるようになりました。
これが河合隼雄先生の言う道草かはわかりませんが、
一度思い切って離れると言う選択肢は有効なのかもしれません。

一番生じやすいのは180度の変化である

自分を変えようとする時にまず生じるのが、180度の変化であると、河合隼雄先生はおっしゃっています。
この変化を自分なりに咀嚼し、また次はどうしようかと考えていく…その過程で変化が本物になっていくのです。
仕事の例だと、何事も人に頼りきりだった人が全く自分の足で立ってみる。それとは逆に、何でも自分でやろうとしてしまう性格の人が、人に仕事をお願いするしかなくなる。
この180度の変化で得た感想や感覚をもとに、少しずつ良い塩梅を見つけ、適切に人を頼ることができるようになるのでしょう。

この本は、困った時、気分が少し落ち込んだ時など、
事あるごとに立ち返っています。
自分もいつか、河合隼雄先生のように、温かい目で人を見られるようになりたいと思います。

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