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#3 ノモンハンに秋が来ないのでスーパーひとしくん人形をベットします(230512)

どうも、『ノモンハンの夏』を読み始めてから体感で四半世紀が経過しています。

もうね、読み終わる気がしませんよ。僕のノモンハンには秋の気配が一向に訪れません。正直に打ち明けるとまだ夏本番にもなってないですからね。まだ6月です6月。自身の教養の無さを痛感している今日この頃です。

とにかく使われてる言葉が僕には難しいんですよ。

麾下、敵愾心、切歯扼腕、忸怩、鎧袖一触、使嗾、橋頭堡、跼蹐、擒縦自在、掣肘、逕庭…

いや読めねえわ!いやあ勉強になりますね。ありがたいなあ。いやありがたい。
四国八十八ヶ所巡礼をしてる時の大泉洋の口から出たありがたいくらい薄っぺらなありがたいがまさか自分の口から出るとはね。思ってもみませんでしたよ。人生何が起こるか分かったもんじゃないですね。

鎧袖一触は鎧の巨人やガッツのイメージと繋げといたんでもう忘れることはないと思います。漫画は偉大。漫画は知識。知は力。力こそパワー。したがって漫画はなかやまきんに君。ヤー(Q.E.Dの意)。

読めない漢字は読めるようになっておきたいし、意味の分からない言葉はスマホで調べるか辞書を引くかして知っておきたいじゃないですか。
そうするとページを一枚めくるまでにどうしても時間がかかってしまうんですよね。言葉の読みや意味を調べた後すぐに本文に戻っても、自分の頭がその世界にすんなりと復帰していけるわけでもないですし。

僕は読書が好きなんですが、速読とか斜め読みといったスキルは持ち合わせておりません。なので普通に文字を追って読むほかはないのですが、その速度もおそらくかなり遅い方なんですよね。一字一句なぞっている方だと思います。

普段の読み方よりもちょっとだけ俯瞰的になって、もう少し大きなまとまりごとに意味を取っていくこともできなくはないんですが、それで読む速度が上がっているかどうかは怪しいし、視点を意識的に維持する必要があるので、力が有り余っている時か脳内で小島よしおが煽ってくる時にしかやりません。

ヘミングウェェェイの『老人と海』ほどの厚さの文庫でも、1日かけてなんとか読み終えるくらいだと思います。
現状でも読書を十分楽しめているのでそれで良いのですが、もう少し読むのが速ければこれまでに出会えていた本もいくらか違っていただろうなあと思ったりもするんですよね。

と、ここまで考えると、これから死ぬまでの間にできるだけ多くの本を読もうという気になり(かけ)ます。
仕事をしている場合ではありませんね。ええ、働きたくないだけです。

読書に限った話ではないと思うんですが、何かに集中しかけている時に限ってあれこれと思い出したり思い付いたりしてしまうあの現象は何なんですかね。ひょっとしてヴォルデモートとの間に絆生じちゃってます?

「君ら何でよりによって今なん? さっき僕がぼーっとしてた時に来てくれればお互いすぐ済んだやん。…なあ?」って僕の中のロッチ中岡がずぶ濡れで歩み寄りを求めています。

思い出したり思い付いてしまったものは仕方がないので、とりあえず急ぎのものでない限りはスマホにメモして済ませてますね。スマホ便利。
中でもLINEのKeepメモは蓄積も見返すのもサクッとできるから好き。
考えた人にスーパーひとしくん人形を贈呈したいくらいです。届け、この想いッ……!!


宇多田ヒカル『気分じゃないの(Not In The Mood)』

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