#10 ショートコント、左利きの侍(230521)

どうも。運動不足サウスポー型のひつじを騙る者です。

ヒト以外の動物にも利き手(利き口?)が存在するらしいですね。
大学時代に何かの記事で読みました。
大学時代なんてもう遠い遠い昔の話なので記事の内容まではほとんど覚えていないのですが、そういう記事を読んだということは確かなんですよね。
魚か何かだったような気が…。

(調べた)

ありました。インターネットって便利ですね。
魚とカタツムリと蛇でした。

こういう研究をしてくれる方がいて本当に良かったなと思います。
おかげで本日も知的好奇心をくすぐられる感覚を享受しております。
ありがとう研究者(≒変態)の皆さん。あんたら変態に最高だぜ。

ヒト以外の動物界では左右が生存に直結していることもあるということですが、人間界ではどうでしょうね。

スポーツでは重宝されることがありますが、それが生存に直結しているかどうかと問われるといまいちですね。
スポーツを生業にして生存している人は利き手に関係なく大成して派手に生存するような気がします。

左利きだけが食べられる食べ物って多分ないですよね。
そのうち稲や小麦が人類に搾取される状況から脱するために右利きには分解できない有毒物質を獲得するようになったりするんですかね。いやないだろうなあ。
やるなら右利き左利き関係なく打倒ホモサピで対策してくるだろうなあ。

左利きが生存に有利な環境というものも、バッターボックスから一塁ベースまでの空間くらいしか思い浮かばないのですが、これは僕が想像力に乏しいからですよねきっとそうですよね。

たとえば(日本が世界に誇る数々の)バトル漫画の世界に左利きがいたとして、果たして彼/彼女が右利き以上に活躍する場面はあるのでしょうか。

1対1の素手での格闘の場合は「相手が慣れていない可能性が高い」ということくらいですかね。でも相手のスパーリング仲間に左利きがいたら対策されているでしょうから逆に不利に働く可能性もありますよね。

刀は右手が上じゃないと相手と鍔迫り合いができません。
左手を上にして右利きの相手に切りかかったらアンガールズのショートコントみたいな変な感じになると思われます。

右「ご覚悟っ!」
左「うおおお!」
右「あっ」
左「あっすみませっ…」
左「ジャンガジャンガジャンg…(ズバァッ)」

…容赦ねえな右利き。
この時相手が一緒にジャンガジャンガをしてくれたとしても、個と個の争いでない限りは世に平和は訪れないでしょうね。ちっ、組織め。
死神代行、鬼狩り、海賊狩り、るろうにあたりは左利きでは務まらないようですね。

田「いや違うでしょ山根ぇ。そこはジャンガジャンガでしょ」
山「あぁそうかごめん…(ズバァッ!)」
田「いやだから斬るなって! 今のお前のごめん漢字の方の御免だったじゃん。謝れよちゃんと」
山「あぁごめん…(ザシュッ、ズバァッ!)」

…容赦ねえな山根。
これを3回繰り返した後に伝家の宝刀「三回目」が繰り出されるのでしょう。


では銃火器はどうでしょうか。
左右対称の武器であれば左利きである必要はないと思われます。
左右非対称の武器はおそらく右利きを想定して作られていると思われるので左利きには不利でしょうね。

スタンドや念能力は能力の内容次第では左利きが有利に働く場面も作れるかもしれません。
立体起動装置は左右対称っぽいから変わらなさそうですね。
錬金術は錬成陣に書き込む文字に「とめ・はね・はらい」があったら詰むので左利きはもれなく真理を見るしかなくなります。
クナイは影響が無さそうですが手裏剣は右で投げた方が上手く回転するようにできていたりするのではないでしょうか。いやでも両手で投げることあるだろうからあまり関係ないか。
印を結ぶのも左利きが有利ということにはならなさそうですね。


左利きの皆さん、どうか涙を拭いてください。
右利きの皆さん、どうかあなたの周りにいる左利きの人たちをちやほやしてあげてください。
定期的に「左利きだから」という理由だけでアメちゃんをあげるなどして優しくしてあげてください。

僕は「高嶺の花子さん的な女性が左利きしか好きになれないという謎性癖を持ち合わせていて、それが理由で交際に発展する」という妄想を展開することでなんとか命を繋いでいくつもりです。


和田光司『ターゲット ~赤い衝撃~』

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