【見どころ】FC町田ゼルビア 2023年第26節 ブラウブリッツ秋田戦
こんにちわこんばんは。ひだりです。待望のゼルビア・オフィシャルショップKAMO、町田modiオープンしましたね。
メイン画像にしたビッググラフィック、本当エモい。町田の街中に少しずつ、確実に青色増えてきている実感があります。
グッズ等も嬉しいですが、便利な立地でシューズやウェアを試して買える店がギャラリー2以来で戻ってきたのが嬉しい。
天皇杯の爆勝
天皇杯、横浜F・マリノス相手の爆勝、凄かった。
仕事の後、後半開始あたりから現地観戦行ってきました。
前半終了間際くらいに野津田に着き、ばら広場あたりを歩いているとスタジアムから歓声、そして「俺たちの町田」が聴こえてきた。
きょう行けるぞ!という気持ちで席につくことができました。
今年の若手推し、布施谷だったので活躍すごく嬉しいです。かぜひかない大事。もっとやってやれ!
後になって考えてみれば、
徹底したボール保持型のチームスタイルは町田の好物である
町田は勝って得るものはあっても負けて失うものはなにもない立場だった
サブ組のフレッシュネス状況とハイプレス戦術の相性が抜群に良かった
マリノスは関係値的に勝たねばならないプレッシャーを背負っていた
など、ゼルビアに優位な要因が多々あった状況ではあったのかなとは思います。
そうはいっても、黄色有休空けのデュークを除きチーム天皇杯がサブ組な点はゼルビアもマリノスも同じ。
各所に日本代表候補3巡目に入るレベルの名手を揃えるマリノスから4点奪って勝利は素晴らしい成果です。シンプルに自信になる。
チーム天皇杯メンバーが躍動することで、リーグ戦での戦いが締まっていくのはレッズと戦った2015年や鹿島と戦った2018年にも経験済み。
勝ち進みながらチームがひとつになれているのは良い兆候です。
ゼルビアの守備の良さはもちろん一定レベルあるでしょうが、そこにプラスして
J1の個人の能力を活かしてチーム戦術をドライブするサッカー
J2のチーム戦術をベースに個人が違いを出すサッカー
の違いがハマった部分はあるのかなーという気がします。
デュークはもちろん、大悟も禅斗もみんなよくやってくれた。
徹底してくるのは町田だけじゃないんだよね。
この連戦の最後が秋田「闘い」の意味がまたちょっと違う相手なので本当に大変。
ブラウブリッツ秋田戦の見どころです。
どうぞよろしくお願いします。
ブラウブリッツ秋田の最近
まず前半戦のハイライトを置いておきます。
今季はじめての敗戦を喫した相手・秋田。
ゴールラインを割ったボールのゴール見逃しで話題になった試合でした。ポープがコメント出して賛否両論となった、今年のゼルビアの可燃性が垣間見えだした1戦でした。
前回対戦時のプレビューがこちら。
藤枝戦のパパママアシストシート良かったなー。
ホームでの秋田戦は自分、家の予定があり現地観戦はお休み。DAZN観戦してた気はします。
直近の戦績
ここ5戦は1勝2分2敗。
シーズン序盤、堅守を武器に好調を保っていた流れから現在はやや苦しんで現在勝ち点32の14位。
それでも中位集団も団子なので、勝ち点3取れれば他チーム次第で勝ち点35の藤枝と並び最大9位まで順位を戻せます。
攻撃にパワーをかけて引き分けに持ち込む成功体験
前節熊本戦、シュート数攻撃指標が高めなのは前半わりと早い段階で失点し、以後後半にかけて点を取りに積極的に前に出た結果でしょうね。
熊本のゴールもゴラッソだったので失点はやむない部分ありますが、奪われても攻撃にパワーをかけて奪い切るところまでできたのは、秋田にとってひとつの成功体験にはなった前節だったのかなと想像します。
すげえ勘違いされている…負ける様子を試合前からイメージはしませんが、、余裕は特にないなぁ。
実際マリノス戦「週末のリーグ戦はこうはいかんぜ……」って思いながら終盤見ていました。
秋田との試合は死合がデフォになるためマリノスとの試合とは同じ指標で語れない難しさ、怖さを感じます。
秋田の勝ち筋は1-0
秋田は得点、決定力不足に苦しんでおり、前回複数得点を取れたのは5/7の第14節・栃木戦(2-1で秋田勝利)まで遡ります。
ただし、それでもここ5戦でも清水戦をのぞきすべての試合で1点は取り切っているわけで、先述の通り、前節を1点取り返して勝点1で終えれたことは好材料です。
秋田視点で見れば1−0勝利狙い、ないし、先制されたのち前に出てくる町田の裏を取って2−0で行ければベストな結果でしょうか。
そのために、全力で走り戦う、シュートを打つ覚悟はできているでしょう。
秋田は豪雨の週末
しかも、この週末の秋田は豪雨。
なんでこのタイミングでって気持ちにもなりますが、そもそも試合開催されるのかも不安ですし、開催されれば、みんな大好き「田ッカー」が予想されますね……。
秋田のみなさまはまずご安全に。
実施の方向で動いているとのことですが、とにかく関係者もサポーターの方も、みなさん無事での開催を祈っています。
攻略のポイント
対秋田、デュークありでのリベンジ戦
前半戦の秋田との対戦時は、前節・藤枝戦でデュークが負傷離脱。
そのため、前回はデュークなしで試合に臨みました。
ハンパなつなぎは秋田の餌食になることを考えても主戦はロングボールになるはずですが、ロングボールからの収まり・前線で時間を作る部分では、やはりデュークのいる・いないの影響は甚大です。
マリノス戦で池田・深津・宇野の稼働のメドも立ちました。下田北斗もリーグ序盤は怪我で不在でした。ゼルビアにとってはベンチ含めてある程度フルセットのメンバー揃えてリベンジに挑戦することになります。
豪雨後のピッチ状態へのアジャスト
本日時間を追うごとに豪雨の酷い状況が伝わってきており、マジで大丈夫なんか……ではありますが、、一応開催前提で動いている。
ピッチ状態劣悪となると、まあ蹴り合い・走り合いになりそう。
スペースに蹴ると、不測のところでボールが止まったり、水を吸ったボールでロングシュートが謎起動描いたり……パニックのような状況が出る可能性もありえるカオス。
3バックに強い秋田
秋田の守備フォーメーションは442。
次々とハイプレスで距離を詰めてくる秋田の守備モデルからすると、幅を使える3バック2WBで試合に入れると有効そうです。
サイドに優位性を持つことで守備者の距離感をズラしたり、逆サイド展開を狙ったりはできそう。
実際ホーム秋田戦は今季はじめて3バックを採用して試合に臨んでおりました。
また週ナカ天皇杯マリノス戦での3バック採用もありますし、冒頭で述べた通り、池田、深津が戻ってくれば3バックでの跳ね返し性能はだいぶ回復するでしょう。
ただ懸念点としては、構造上ワイドが使える3バック相手に対して、秋田の勝率が尋常じゃなく高いんですね。
この数字をどう見るか。
2018年相馬ゼルビアの時も、逆サイド、幅を使った展開は442密集守備に対抗する定石として対戦相手に随分やられましたが、良い時期のチーム状態だと存外怖くないというか、横の揺さぶりかけてくるのを織り込んだ上で、逆サイド展開してくると「高速スライドで潰してやる」くらいの感覚がありました。
「闘うことは、走ること」と甲府戦の試合前インタビューで吉田賢監督は明言しています。
走力へのこだわりで3バックで確保できる幅、距離感を無効化する程走ってくるなら……前に縦に蹴っぱった方が早いかなぁ…。
球際勝負に勝った方が前進する権利を得る試合にはなりますが、キックオフ後の秋田の出方・ピッチ状態の様子・時間帯なども見て、フォーメーション・動き方は柔軟に定めることになるかもしれません。
ボール保持者をサポートする非保持者のランニング
甲府vs秋田戦で甲府がやったような、ボールホルダーとボール非保持者がある程度近い距離感を持ち続ける形で攻撃できると、マンツーマンベースで守る秋田に対しては、対面のディフェンダーが守備の的をしぼりづらくなり有効と考えられます。
ボール非保持者が足元ではなく、ボールホルダーの横や斜め前、ボールを受けれる位置にランニングして入り続け、ワンタッチパスなども駆使して秋田守備の間をスルスルと抜けていきたい。
豪雨の影響次第では、近い距離でのショートパスはボールが止まったりDFにかっさらわれたりが怖くもなってきますが、、特にゴール前では瞬間的な2人目・3人目の動きを生かした連携が、踏ん張りが効きづらいピッチ状況だからこそ重要になるかもしれません。
技術と体力双方が求められます。
筋疲労も考慮しないといけない。
まとめ
2位・ヴェルディが引き分けました。いよいよ勝ちたい試合になってくる。
次節・千葉戦からは移籍加入選手が加わってくるので、2023シーズン初期メンバーで臨む最後の試合です。ホームで負けた相手に勝ち、良い形で後半戦モードに移行していきたいところ。
今節のアウェイは自宅DAZN、町田から念を送ります。
強い気持ちで、全力で勝ち切りましょう。共闘!
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