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【プレビュー】FC町田ゼルビア 2023年第12節 ロアッソ熊本戦

こんにちわこんばんわ。ひだりです。

朝5時起き、夜9時15分寝の生活をしております。
なかなか厳しいハードワーク生活ながら、スキマ時間で動画見て、メモ帳開いて……次節対戦相手の分析で意識を逃している時間は自分にとって救いになるのだなと、あらためて感じております。。

電車内でおおむね書きたいことまとまってきたので、今日は夜ふかしさんして書いてます。23:00ですが眠いです。どうぞよろしくお願いいたします。

ヴァンフォーレ甲府戦 ざっくり雑感

あの点の取られ方してしまったら正しく完敗ですね。
何を優先すべきか、町田の守備の判断がちょっとバラバラになったのもありますが、間違いなくビューティフルゴールです。

甲府としては後半のゼルビアの攻め手含めて織り込み済みで、してやったりな勝利。正しい負けなので、現地で見て非常に悔しいけどスッキリもした試合でした。SNSはなんかヘンな方向で荒れていましたが……。

試合後にSNSで見たジャンボリーミッキー最高だった。

抑えられてはしまったものの、後半の3バックでの反抗は見応えがあり、ぜひとも伸ばしたい、別方向の戦い方だなと思った。

藤尾は相手ゴール方向に向かいながらボール収めてフィニッシュに走って持ち込む、バイタル〜ボックスで仕事させるスタイルの方が活きそうだなと思った。

デュークみたく早い段階で頭目掛けてポストさせて、周囲の攻め上がり活かしつつボール展開して自らゴール前入って、みたいなのとは普通にタイプ違う、というかあの手の仕事はデューク先日の代表戦でアシストしてたのもそうだけど、本当にデュークじゃないと無理なスタイルだから、藤尾にそこを求めては酷。

後半、少し可能性見えたシーンが2,3あったので、その方向性で伸ばしていってほしいところです。

※今節は関連記事紹介お休みします。時間取れたらまた追記しようかと。

ロアッソ熊本について

さて、ロアッソ熊本です。浪漫溢れるトライアングル・フットボール。

昨シーズンのJ2で見ていて一番面白かったのはロアッソのサッカーだったと思います。
昨シーズン9月のアウェイ熊本戦は0-0スコアレスドローながら、個人的に2022年ゼルビアのベストマッチにあげたい。傷だらけの身体をひきずってでも奮闘するナカシとアーリアに泣けた。

なお、ロアッソのスタグルのマネージメントしたり応援歌歌っているタイチジャングルさんが、行きつけの飲み屋の関係で知り合った個人的なパイセンです。
お世話になっております。娘と息子は元気にやってます&パパママはややお疲れ気味でございます。
今週あちらはパブリックビューイングするんですね。たこ焼き良いなー。

そんな個人的な縁もあり、楽しみにしていた一戦なのですが……残念ながら、家族の用でスタジアムには行けない予定です。思いきれずチケットまだリセールにも出せてない……どっかでDAZNで見ようと思っております。

メンバー一覧・移籍動向

さっかりん http://soccer.phew.homeip.net/contract/list/# より引用

河原、杉山、高橋利樹あたりはまあそうだよねという感じの個人昇格。いい選手多くて、あの魅力的なサッカーをしてたらな。

さっかりん http://soccer.phew.homeip.net/team/?team=%B7%A7%CB%DC&year=&sort=position より引用

ゼルビアサポにも馴染み深いマッスー・増田卓也がいま熊本なんですね。2019年南町田のファンフェス終了後、巨大スヌーピーが見下ろせる位置のパスタ屋に入ろうと並んでいたところを、たまたま帰るところのマッスーが通りかかり「今シーズンありがとうございました!」とお礼を伝えたのも良い想い出です。
J2サポみんな大好きエスナイデルの申し子・佐藤優也も在籍。
でも今シーズンはここまで田代琉我が全試合ゴールマウスを守っています。

平川怜と岡崎慎が揃って在籍とか、FC東京U23みが溢れてるので、東京サポも注目してるチームかも。見てて面白いサッカーするチームに所縁ある選手が行くのは良いね。

ロアッソ熊本の戦い方

トライアングルでゴールエリアを目指す

前線ゴール前にボールを届けて的確なフィニッシュを狙う。
中盤構築からゴールまですべてを「三角形」で打開するような勢いだった去年に比べると、ゴールエリア内にしっかりボールを収めてフィニッシュにかかるシーンが多い。

  • 狭いところを刺す鋭い縦クサビ

  • 良い距離感でのダイレクトパス連携

を活かして、ゴール前の選手足下にボールを届ける。

石川大地や平川怜を筆頭に、時間スペースがない中でも的確にゴールを射抜ける選手の強みを活かしたい狙いが見える。

中距離クロス・シュートでの強襲

相手守備ラインの上下の様子を見て、早いタイミングでのCB裏へのアーリークロスや、遠目からのシュートも織り交ぜてくる。

中盤で繋ぎ倒す覚悟と能力を持っていて、相手守備者を釣る、下げさせることができるからこそ、中距離攻撃が効いてくるみたいなメカニズム

三角形+1での中盤プレス

三角形+1で囲い込みボール回収。
3人が奪うと+1がボールの出口としても絡む。反転またはパス交換でボールを前向きに持つ状況を作って素早く前進する。

その際、ボール非保持の選手は前の選手を追い越して走り、ボールホルダーにパス、ドリブルルートの選択肢を与える。

攻撃時の選手の動きは流動的だが、ボール中心に3人ユニットが常に生まれるよう仕込まれている。

攻略のポイント

ボールホルダーの選択肢を消す

パスコースを背中で消しながらボールホルダーに圧をかける前線守備が非常に重要。楽にパスを出せる状況を与えない。選択肢を消すこと、プレスで寄せることを、チーム全体で声掛けしながら状況局面に合わせて柔軟に判断したい。

3バックが有効かも

噛み合わせ上、今節は3バックだと
・3トップに対してプレスの対象がはっきりする
・WBが絡んでクロス攻撃を繰り出しやすい
ので状況見て3421併用できると好ましい。スタートから使うのもありかも。

クロスとセットプレーで得点取りたい

熊本のこれまで11失点中5点がセットプレー、4点がクロス。

Football LAB https://www.football-lab.jp/kuma/ より引用

3313で良い距離感を保った陣形を取るため、基本的にはワイドを使ったサイド攻撃で空いたスペースを突いて進撃〜クロス攻撃 or サイド攻撃をフックに相手守備の距離感を広げてスキマを突くのが基本的な攻め手になりそう。

デュークがいれば非常に効果的だった相手でしょうが、負傷中なものは仕方ないので、そこは藤尾に決め切ってほしい。甲府戦後半のように、多少無理にでもシュートどんどん打って、感覚取り戻しながら相手ゴールを脅かしていってほしい。

熊本の基準点・黒木晃平の仕事を阻害する

熊本のスタッツを見ると攻撃ポイントでトップとなっているのが黒木晃平。

Football LAB https://www.football-lab.jp/kuma/ranking/ より引用

なお、同じ指標でゼルビアを見ると平河・高江・エリキがトップ3にあたる。

Football LAB https://www.football-lab.jp/mcd/ranking/ より引用

そんな位置取りに右CBの黒木が入る凄み。そんだけ攻撃のトリガーになっているということで。

実際の試合を見ると、熊本がビルドアップに詰まりそうになると、黒木が適切なポジションへカバーに入り、ボールを受けて組み立て直す機会が非常に多い。

黒木を起点に、他のFP9人が柔軟にポジションを変化させてパスルートを作る。どこから攻撃をスタートするか組み立ての初手を黒木が握る。
ただ引いて底にいるわけではなく、時にはボールを持ち上がって中盤とのダイレクトパスでファーストディフェンス攻略にもかんでくる。

前向き方向の攻撃の基盤として右CBの黒木が機能している点は頭に入れておきたい。
後衛だからこそ、完全なマークやケアをガッツリ続けるのは難しくはありますが、黒木のゲームメイクを阻害し、危機管理のためのポジショニングをかいくぐるようなボールと人の入れ方ができると、熊本の攻守双方の威力を削げる可能性がある。

まずは、守備局面で黒木からパスの出し先となるコースの遮断と、折を見たプレスによる圧力を怠らない。(そういう意味でも今節3421だと充てやすそうなんですが、今のところ逃げ切り以外は3バックであまり良い結果出てないのがな、、)

攻撃時は黒木の裏やサイドチェンジなども駆使して、なるべく黒木に前向きでボールを持たせない、パス回遊させづらい状況を作りたい。

ロングボールについては樹雷人やチャンミンギュでカバーできるはずなので基本の組み立てをジャマしたい。

プレスのハマり状況を見た守備の調整

甲府戦の失点シーンの反省がそのまま熊本に活かせる可能性高そう
あいまいな寄せは、隙間を突ける熊本にとって好物。
寄せる時はしっかり寄せる、引く時は引く。ボールを後ろにもどさせる守備を繰り返す。

走りに自由を与えない

自由に走らせると厄介。マンツーマンで人に付く、あるいはゾーンならスペースケアに注意し、なるべく好きに走らせない。
セカンドボール回収できない場合は、ハッキリ引くなど時間帯の流れを見てプレイを変えたい

クリアボールの詰めでゴールを狙う

中途半端に後ろに溢れたボールは狙い目
ヴェルディ全得点がクリアボールの跳ね返り/GKから離れる方向のクロスから。

GKや守備者に対してのスクリーンプレイも念入りに準備しておきたい。

まとめ

水戸-大分の結果もあり、前節敗戦ながら首位キープできたのは僥倖でしたが、だいぶ勝ち点差も詰まった中での1位です。
どう考えても簡単に行ける相手ではありませんが、しっかり積み上げたい。

ナカシや下田北斗など、少しずつ選手も戻ってきているので、いま戦える選手が熱を持って戦い、新しい可能性を広げながら、勝ちきってほしいです。プレシーズンはデューク・エリキなしでもJ1に勝ってたわけで、個人的には佐藤大樹・布施谷両選手も試合で見てみたいー。

ともあれ、4月最後のホーム戦、勝ちきりましょう。共闘!

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