【プレビュー】FC町田ゼルビア 2023年第15節 東京ヴェルディ戦
こんにちわこんばんわ。ひだりです。
木曜です。今日が終われば、あと平日1日だけです。みんながんばれ!
どうぞよろしくお願いいたします。
ファジアーノ岡山戦 ざっくり雑感
今節は、小学生娘の保育園時代の同級生が招待券をもらったとのことで、一緒に行こうという話になり、小1児童2人を引き連れての観戦でした。
ミニ動物園でうさぎ、モルモット、ひよこをなで、ゼルビーカチューシャつけたりゼルガチャやってキャーキャーいったり楽しんでいたのですが……天候はぐずつく一方。
ひどくなっていくばかりの雨に、レインコートは持参していたものの児童2人ちょっと雨に浸かりながらの観戦は流石に厳しそうだな……と不安を感じておりました。
そんな気持ちで、カテ4共有部に敷いたビニールシートへ寝転がって塗り絵を楽しむ2人を眺めつつ、twitterを見ていると
いっちゃん49さん、TanaLifeさんのツイート見てアップグレードのアイデアに気づく。アップグレードの仕組みはもちろん知っていましたが、今回招待券での入場だったこともあり、まったく頭に浮かんでいなかった。
ダメ元で総合案内所Iに相談したところ、招待券+入場済みのステータスでも快く引き受けていただけ、差額支払いで無事カテ4→カテ3にアップグレード、子どもたちを雨で濡れない席に連れて行くことができました。
※入場済みの場合、QRチケット提示+ゲートで受け取る再入場券と引き換えにアップグレードチケット発行いただけました。
子どもふたりに風邪をひかせることもなく、無事楽しい時間を過ごすことができました。
あらためましてゼルサポのみなさま、総合案内所Ⅰ スタッフのみなさまも、ありがとうございました。
試合の方は、正しい痛み分けでしたね。
失点シーン、帰ってから見直しましたが、樹雷人のクリアがチアゴ・アウベスの身体に当たって前にこぼれて…という流れは、黒田さんのコメント見ても、やはり仕方がなかったかなという結論っぽい。
強いて言えば、チアゴ・櫻川が待つ前線に向けて、岡山がロングボールを蹴り出すまでのところで時間を稼げていれば、DFも適正なポジションと距離・タイミングを取って対応できたのかなと思いますが、ロングボール出るまでの状況はトランジション局面でもあり、かなりガチャガチャしていたので。
体十分で速く強くデュエルに入ったチアゴ・アウベスがさすが上手かったのだと思います。
平河ゴールの時はちょうど子どもたちお手洗いのタイミングで、トイレを出てきたら会場が盛り上がっていて、「ゼルビア点入ったの!?やったー!」と踊り場で2人ぴょんぴょん跳ねてました。かわいい。
勝ち点30の首位で「うーん」と第2クールを満足なしで終えられていること自体、伸びしろだと思うので、次の1戦に集中して戦っていければ。
東京ヴェルディについて
東京クラシック@味スタ。Jリーグ30周年記念試合で、J開幕戦の片翼だったヴェルディの対戦相手を務めるというのは、光栄なことな気もします。
今年はヴェルディも好調3位で、双方いい感じにバチバチした試合になりそう。楽しみです。
当時、Jリーグ初得点、マイヤーのミドルシュートゴールはテレビで見ていました。時代のはじまりを感じる雰囲気のある名ゴールでしたね。マリノス好きだったので逆転して嬉しかった記憶。推しは神野と勝矢でした。
メンバー一覧・移籍動向
青森山田出身バスケス・バイロンは黒田監督に恩返しとか余計なことは考えないでほしい。
去年アウェイ味スタでは元ゼルビア戦士でもある杉本竜士にやられて開幕の好調を止められたんだよなー。悔しかったー。
どの選手も、ヴェルディに来ると全部の選手がボール持てる、上手い選手に見える不思議。そして事実上手い。
今年は縦への意識強いサッカーをしている中ながら、やはりパスワークの流麗さやドリブル進撃における足元の上手さは目立つ感じ。
ちょっと昔のFC東京みたいな城福さん(一次政権)縦志向スタイルにプラス、チーム伝統の足元で変化も付いて、みたいなバランスの良いチームという印象を持ってます。
東京ヴェルディの戦い方
初期配置 4123 / 守備時442 / 攻撃時は2CB+GKを底に他のFPは敵陣へ、アグレッシブに人が入っていく。
映像あれこれ見返しているのですが、攻撃時のフォーメーションをなかなか把握しきれない。フォーメーションというより空いたスペースに対してどう入るか、空けたスペースをどう使うか、あたりのルール付けで試合を作っている印象。
攻守の変化をつける森田晃樹(良い選手だよね本当)、サイドから加藤蓮、バスケスバイロンがドリブルで切り込んでくる。元ゼルビア戦士の杉本竜士の積極的なプレスやゴール付近での飛び込みは昨年痛い目あったとおり厄介。
前線からのハードプレス
・相手守備者の枚数に合わせて同数プレスでボール奪取を狙う
・敵陣内の範囲(ミドルサード/アタッキングサードの境界あたり)までは、2,3人でのチャレンジ&カバーで積極的にプレスを仕掛けてくる
レーン・スペースを埋めて敵陣に押し込む
・攻撃ではレーンを埋めてくる。4バックの場合ゴールエリア内に3人を配置して守備者をピン留め、サイドのドリブラーにスペースとプレイ選択肢を与えて押し込んでくる。なるべく相手陣地でのプレイを狙う城福さんらしいサッカー。
ヴェルディらしいポケットの崩し
サイドでいなしてドリブルやショートパス駆使してポケット(ニアゾーン)を狙う崩しは見事で、スタイルは変わっても足元やパスの呼吸といった伝統のヴェルディらしさ健在。毎回対戦するたび思うけどサッカー違うのにらしさがしっかり続いてるの凄い。
大枠の攻守のスタンスが似てる?
Football LABによると、町田とヴェルディはAGI(Approach Goal Index/攻撃の際にどれだけ相手ゴールに近づけたか)、KAGI(Keep Away from Goal Index / 守備の際にどれだけ相手を前進させなかったか、相手を自陣ゴールに近づけなかったか)のポジションが非常に近い
シュートをなるべく打たさずに奪ったら速く前に出る、似た志向の両チームの対決。ヴェルディは特に波状攻撃に独特のクセがあってゼルビアとしてはいつも厄介。
ヴェルディの守備は前線から後ろ手に片手剣、盾を前にグイグイ殴りかかる剣士、ゼルビアが大盾で弾いて槍で突く槍兵みたいな違いはありそう。
とかいっても、考えてみれば毎回そんな感じの試合してるよね、この両チームはいつも。
攻略のポイント
アグレッシブにプレスをかけてくるヴェルディ選手の裏をどうやって取るか、奪ったらなるべくダイレクトに手数かけずに最終ラインやゴールに圧をかけていきたい。
中盤プレスをはがして、ひっくり返すアクション
・ボランチで相手プレスを引きつけてからのターン
・縦のパス交換で相手プレスに来た裏を突く
山形はこの2つのアクションをやりきってヴェルディ討伐していた印象。山形のチームスタイルにハマってたのもあると思いますが、CB、ボランチ、SBのポジションとパス方向の工夫でうまくプレスをやりすごしたい。
うまくいかなければポープに下げてやりなおし or ロングボールで中盤省略も良い。
速い縦クサビで守備ラインをスキップ、1枚奥にボールをつける
後ろでパスを回していると、ヴェルディの前プレスを喰らう。
よいタイミングの速いクサビのパスで中盤圧力をかいくぐり、DF-MFのライン間でボールを受けたい。
エリキ、デュークはケアされる前提で、平河、高橋大吾、下田あたり2列目のポジショニングが重要。
味スタでヴェルディを破った山形の縦ラインの崩しが見事だった。
中盤でスルーして奥、ゴール前でスルーして奥でフィニッシュ。
プレス意識の高い守備スタイルから、手前の選手をスキップして奥の選手に届けるようなパスが効果的っぽい。水戸もちょいちょいやってました。
大宮戦での翁長のように、サイドバックが奥で詰める形も良いかも。
鬼ポゼッションに耐える守備
まあポゼッションでつなげるチームなので、従来のヴェルディ戦同様、押し込まれる時間はまず押し込まれる。
ゴールを塞ぐ守備で、耐える時間帯をしっかり守り切る守備が重要。
デュークにロングボール当ててラインを下げさせる
前進の1stチョイス。押し込まれる時間帯が長めになると思うので、状況打開のためのデュークへのロンボはより重要性を増しそうです。
カウンターでエリキ一閃
敵陣でのプレイを志向するヴェルディだからこそ、エリキでカウンターは狙っていきたい。
ボールを奪ったら、ヴェルディFPが戻ってブロック組む前に一気に前進したい。
まとめ
平日ハードワークにGW疲れもあったのか、今週は眠たく、試合映像がなかなか頭に入らず不安でしたが、とりあえずわかったところまでまとまりました。総じていつもの難しいヴェルディ戦です。
家観戦のつもりでしたが、いろいろあって当日はスタジアム行くことになりました。
座席はまさかのメインSSです!バイバイお金!
勝ちきりましょう。共闘!
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