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美味しかった食べ物

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感動レベルの食べた物やお店をまとめています。
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洋菓子より和菓子派

今年は梅雨の晴れ間を縫ってツーリングにそこそこ行けてる。少し前に宮城県の鹽竈(しおがま)神社に行き、今回は会津美里町の伊佐須美神社へ。やはり神社の境内の空気は落ち着くな~ その帰りは行きたいところリストに挙がっていた会津若松市の『あんこや』へ。もう名前がそのまんま。甘すぎない味で私好み。誰だ!甘いもので太るなんて都市伝説を言い始めたのは? んなわけないよ。他の原因となるモノから目眩まし(スケープゴート)するために吊し上げられているだけ。 店内に入って、つい「じんだん1個」

明日地球が終わるとしたら最後に食べたい寿司

「余は満足じゃ~」ここの寿司を最後に食べて死ねるのなら人生に悔いはない。いざというときは主治医(いないけど)に話しておかないとね。 鶴岡市鼠ヶ関 『鮨処 朝日屋』 前回は家族連れで行ったので2階の座敷に案内された。カウンターに座って大将と談笑している人を「いいな~」と横目で見ながら階段で上がって行ったわけ。そう、この日から計画していたのだ。カウンター席に案内してもらうには一人で入店するしかないなと。なんか名店で大将と対面しながら旨い寿司を頬張るなんて粋じゃな~い(笑)?

七輪の魅力に取り憑かれる

先週、石川県能登地方で起きた震度6強の災害。「珠洲(すず)市」という名前に見覚えがあり調べてみたら、やはり「切り出し七輪の郷」だった。 一生のうちに食べられる食事の回数は限られる。できれば毎食こだわって食べたいものだ。まずは「焼き」から学ぼうと先月七輪を購入した。生産者のポリシーを動画やHPで見て丸和工業さんの七輪に決めた経緯。 一生モノと思えば安い買い物。このGWで2回使ってみた。冬はペレットストーブで暖を取っているので火の扱いには慣れているつもりだったが、七輪は奥深い

ここの餅は次元が違う! 『壽恒庵(じゅこうあん)』

七五三参りというハレの日には何を食べるか?「そりゃーお餅でしょ!」まさかそんな思考になるご家庭は極少数でしょう(苦笑)。お寿司はいつでも食べられるけどお餅は滅多に食べないよね。以前は親戚の家が所有していた杵と臼でペッタンペッタンとついたもんだけど。 七五三を祝うのもこれが最後。だから、とっておきのお餅を食べさせてあげたかった。国道287号線の広幡から細道に入って1分。もち処『壽恒庵(じゅこうあん)』さんへ。昨年オープンしたのでご存知ない方も多いのでは。 まずは食事前にスタ

世界最高峰のジンギスカン 『ひつじや』

ジンギスカンは日本だけで食べられる料理なので「世界最高峰」と言っても過言ではないだろう。私はジンギスカン発祥の地と呼ばれる“蔵王”はもちろん、北海道でも食べてきた。そして、ここ米沢市は日本の中でも羊肉を多く食べる市。そんな私が太鼓判を押すお店。 県道を走りながら目線を上げると特徴的な緑色の屋根が見えてくる。心躍るのを抑えながら一本入った細道を登っていくとファームに到着。その一番奥に位置しているのが『ひつじや』さん。予約時間より早く着いたので周辺を散策。賢そうな看板犬をナデナ

時代とともに好まれる味が変わっていく

飲食店経営の方と会話していた。「そういえばこの間久々に鉄臭いマグロを食べたわ。美味しかった~」と。おそらく天然本マグロと思われる。一緒に連れて行った20代の従業員にはその美味しさが分からなかったみたい。独特の風味なので平成生まれには難しかったか。 これはマグロに限らず天然モノの味が好まれなくなった時代背景かもね。鰻(うなぎ)も同じで若者は養殖で脂のたっぷり乗ったものを好む。早く太らせるためには人工的に餌に油を混ぜる。すると稚魚から約半年で出荷できるようになる。99%養殖にな

このうどん危険につき

これを若者言葉で表現すると「ヤバい」なのだろうか。もし、食べる機会が訪れたら、しばらく他のうどんは食べる予定のない日を選んで。 こちらは私がうどん好きだと知った方よりいただいた。以前には同じ生産者の十割乾麺そばもいただいたこともあり感謝感謝である。 何がすごいって蕎麦も小麦も無肥料・無農薬で育てていること。生産者の千葉陽平さん、出身は愛媛県なのに米沢の土地で就農を決断したということで地元民としては大変喜ばしいことだ。 米沢の土地のパワーは意外と地元民は知らない。一度米沢