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小学校のテストで70点は要注意

うちの子どもが小学校5年生のとき、テストが返ってくると点数の横に平均点がメモしてありました。

先生が平均点を教えてくれたので、子どもがメモしたんですね。

中学ではよくあることですが、小学校では珍しいなあと思いました。

しかも、その点数を見てビックリ。

88点、93点、91点…90点前後ばかりです。

小学校のテストですから、平均点は高いとは思っていました。でも、ここまでとは!(普通の公立小学校ですよ)

ここは勘違いしやすいところだなあと思いました。

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家庭教師をしていると、保護者の方から「小学校の頃はそんなにひどい点は取っていなかったのに…」とお話いただくことがあります。

ただ、ぼくの経験ですと、公立中学で平均点が取れない場合、小学校のテストが70点前後であるように感じます(70点ならできていない感じはしませんよね)

小学校のテストが50点、60点の場合、中学のテストで30点、40点になるように感じます(平均点が60点くらいで)

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もちろんここで言いたいのは、平均点を取らないとダメということではありません。

小学校のテストで70点を取ってきたら、そのテストの分野はマスターしていない可能性がある。だから対策した方がいいということです。

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小学校の勉強は中学の基礎です。

どこか苦手なところがあると、中学のその分野全体ができなくなってしまいます。

算数なら、足し算・引き算の繰り上がり・繰り下がり、ひっ算、分数・少数、

割り合い、距離・速さ・時間の計算、面積の出し方など。

国語は読解力と漢字。

読解力はすべての科目で使います。中学のテストは問題文が長いので、読解力がないと知識があっても正解を出せません。

また、漢字を暗記する力は英単語、社会や理科の暗記につながります。

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今回は「小学校のテストで70点を取ったら要注意」というお話でした。

とはいえ何か特別なことをする必要はありません。

小学校は毎日こまめに計算や漢字のプリントを宿題で出してくれます。

これをちゃんとやっているか見てあげれば十分です。

そのとき、わからないところがあったら、ていねいに教えてあげてください。

子どもに質問されたとき、めんどくさそうにしたり、何でできないの!と小言を言ったり怒ったりすると、子どもは質問してこなくなります。

ただ、苦手分野があって、もう一度きちんとやり直さないとダメかなと思ったら、塾や家庭教師などのサポートを受けるのもいいと思います。

ぼくが中学生の家庭教師をしているとき、平均点くらいの生徒さんだと、小学校の復習をやることが結構多いです。

そう考えると小学校は大事だなと感じます。

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