人に伝えるとき。ことばは1割、非言語が9割
「いいのよ。○○ちゃん。一生懸命やってたもんね。勉強がすべてじゃないわ」
子どもがママに期末テストの結果を見せたときのこと。
こんなことばとは裏腹に、お母さんの顔が引きつったのを子どもは見逃しませんでした。そして、3秒の沈黙の後に出たのが冒頭のことば。
・・・
コミュニケーションはことばだけではありません。それ以外の非言語の影響も大きいと、ぼくは感じてそう接してきました。
でも、心理学の本を読んで驚きました。影響が大きいどころではなくて、ことばの影響はたった1割。
もちろん所説あるとは思いますが、雰囲気だったり、声のトーン、ボディランゲージ、目線などことば以外の部分が9割を占めるそうです。
・・・
これを知って暮らしてみると、なるほどと実感することが多々ありました。人ってだませないなと。
人類何万年という歴史のなかで、人は生存をかけてだまし、だまされしてきたわけですから。
こうなるともう、考え方、あり方そのものが問われると思います。
子どもに「勉強しなさい」と言わない方がいいと思ったとしても、それが心に染み込んでいないと、子どもに伝わります。
ごきげん取ろうとしてるんだろうなあ、本音は違うんだろうなあと。
・・・
だから、もしこの考え方いいと思ったことがあっても、それが心のなかに染み込んで、自分の一部となるまで、じわじわ続けるしかないなと思います。
もちろん、心の底からいいと思える考え方でないと、こうはならないですよね。
人が変わるとき、途中で「これでいいのかな?」「やっぱり前の方がいいのでは?」と思うものです(脳は現状維持が好きなので)
そういったことを乗り越えたとき、人は変わるとぼくは考えています。
だから、このnoteでは、ぼくがいいと思って実践していることだけをお伝えしています。
伝わっているといいのですが。
今日も最後まで読んでくださってありがとうございます。よい1日を^^