アベノミクス 成長戦略で明るい日本に!
三本の矢が放たれたのは2013年。
安倍晋三は様々な意味で、総理大臣としては最悪の人材だったと個人的に思う。
何より知性に欠けていた。ブランディングに欠けていた。日本国内ではウケるだろうが、あの軽薄さは欧米諸国(だけではないが)の(軽い)蔑視感情を掻き立てるのには充分であったし、社会主義列強の猛者たちからは軽んじて良い存在なのだと思わせるのに成功した。
つまり、外交戦略としてはよろしくなかったと思っている。
そしてアベノミクス。
外交の安倍、アベノミクス、と、彼を国葬たらしめた理由について、10年ほど経ったら検証したい。もはや政府色に染められてしまった国内シンクタンクだけでなく、真の第三者機関によって。
PDCAのCDが、この国には圧倒的に不足している。これもまた、日本が独裁主義だと思わせる要因の一つである。
イェスパー・コールさん、お元気ですか。今、どのようなご気分でお過ごしでしょうか。
このような人が安倍政権時期に雨後の筍の如く出現してエコノミストやらフォーブズだかプレジデントやら(知らないが)に寄稿していたが、どのくらいの官房機密費がそこに注ぎ込まれていたのだろうか。
そんなに単純な話ではなかった。
以下、最近見た記事。
アベノマスクについて、これほどの愚策は無かったと思うのに、なかなか大きな声にならない。このようなことこそ、「税金の無駄遣い」と言う。
マスクの価格を下げたと擁護する向きもあるが、私はあの緊急時の切羽詰まった段階で、総理大臣がこの政策を打ち出したことによる「アホが国のトップであること」をまざまざと見せつけられたことによる精神的ダメージ、そしてその愚策をカバーするために他の政治家や官僚などのリソースが割かれ、おそらくメディアへの箝口令を敷くため、また犬笛を吹くためにも官房機密費(か知らないが)を使ったのかもしれないと疑心暗鬼にさせられたことのダメージの方がはるかに大きかった。
そして今でも本当にあんなくだらないことに一円でも税金が使われたことに憤りを禁じ得ない。安倍晋三氏は、忸怩たる想いを抱えて欲しかった。
上脇氏のような人がいるのが救いだが、本来なら取材力のある大手レガシーメディアの役割のはずである。メディアの方々はそれこそ一枚岩ではなかろうが、今のこの状態をそれこそ忸怩たる想いで受け止めてほしいものだ。
あなたたちはジャーナリストではあり得ない。