狂っていない権力者というものは基本的に存在しないことは古今東西の歴史が証明してくれる。
別にどの国の権力者が良いとかそういうことではない。
また、狂う基準は人の数だけあるから
この国の立法府も行政もそして司法も相当タチが悪い。
日々飛び込むニュースのチグハグさよ。
人権丸無視である。
そしてもっと怖いのは静観している国民である。
ほんのさわり程度の時事ネタを、日常会話に挟んでみる。
・食いついてくる人
・知ってて相槌程度のリアクションしてくれる人
・知らない人(がために、流す人)
・あからさまに嫌悪感を隠さない人
いや、ほんのちょっとしかも時事ネタを挟むだけで、嫌悪感を表さなくても…
という印象である。
それにしても、第二次世界大戦の時に300万人が亡くなったが、あの状態の中でも、戦後裕福な人は裕福なままであったと聞くと
今静観していられる特権階級は確かにある程度の数はいるんだろう。
戦後多数の国民が食うや食わずの暮らしをしていたが、も軍部上層部は桁違いの良い暮らしをしていたし、財閥だって残る訳だし、そんな人たちは日本が例えブラジルのようになろうともウガンダやミャンマーや北朝鮮のようになろうともかまわない訳だ。
いや、逆に言えば彼らにとってはそんな国の方が都合が良いかもしれない。
まぁ歴史の理であるから仕方あるまい。
でも…その「どこまで行っても権力者」の人数が「寄らば大樹の陰」「長いものに巻かれる」人たちも含め1000万人いたとしても、日本の人口の残りの1億人、いや子どもたちもいるから例え3000万くらい、その人たちは何か有事となれば真っ先に犠牲になる類の人たち。
その人たちが声を上げたらかなり大きなムーブメントにはなろうと思う。
その3000万人くらいの人は今どこで何をしてるんだろうか。