岸田文雄氏の年頭記者会見
2024/1/4
🔸首相記者会見会場では三密回避のため、記者数制限
☞もう五類だが?
🔸質問は事前に通告する
☞「会見」の意味わかる?
🔸時間制限あり
☞なぜ?国民の知る権利だが
🔸質問に答えていなくても、サラトイ禁止
☞答えるまで質問し続けるべきだし、そもそも質問に答えなければ会見ではない
こんな会見で良いはずがない。
でも、安倍晋三氏以来、続いている。官房長官も、国会内でさえも、とにかく、「答えない」「はぐらかす」「暖簾に腕押し」「冷笑」「同じことを繰り返す」など、国民の知る権利の冒涜であり、憲法違反である。
あのトランプですら、マシに見える。
最低限、自分の言葉で喋れないものだろうか。
政治家はコミュニケーション能力は不可欠だ。口下手でぶっきらぼうだけどあの人いい人なのよ、私だけがあの人の良さを知ってるの、なんていうことはあり得ないのだ。
民主主義国家なのだから。
記者会見は、最低限のコミュニケーション。
🔸
終了間際に、原発についての質問が起きる。岸田文雄氏は、確かに、ニヤついていた。
『原発の再稼働は諦めるべきではありませんか?』
岸田『…』
『原発の再稼働は無理だと今回わかったのではありませんか?答えてください!』
ー答えず逃げる岸田総理ー
『“聞く力”はどこ行ったんですか!』
🔸
会場内に質問の声が響いていた。
あの場にいた、他の記者たちが援護射撃をしてあわよくば紛糾するかと思いきや、前方に座っていた(おそらく幹事社の)お歴々は、パソコンを閉じたり帰る準備をしたりと、知らんぷりで、シーンとしていたように見える。
紛糾までは行かずとも、もう少し声が大きくなっても良いはずだ。
前述した、現在の記者会見で平然と行われている憲法違反の物事に、少しでも「おかしい」と感じているジャーナリストならば。
幹事社のみなさんは、この、
・人数制限のある
・抽選に当たらなければ出られない
・質問はどんなに答えてもらえなくても一度きり
・相手が答えなくても泣き寝入り
・時間制限のある
・冒頭陳述という意味不明な、不要な読み聞かせの時間が不当に尺が長い
記者会見のシステムを、本当に、心の底から、「これで良い」と思っているのだろうか?
内閣記者会常勤幹事社は、2ヶ月毎に2〜3社が持ち回りで担当。会見冒頭に「代表質問」として優先的に質問できる特権あり。
19社
朝日新聞
NHK
共同通信
京都新聞
産経新聞
時事通信
Japan Times
中国新聞
TBS
テレビ朝日
テレビ東京
東京新聞
西日本新聞
日経新聞
日本テレビ
フジテレビ
北海道新聞
毎日新聞
読売新聞
※これを1/4に書いてその後知った。
岸田文雄氏がBSフジプライムニュースに生出演していたらしいことを。
要は、首相とその周囲、つまり国の最大の権力者にとり、物事を天秤にかけた場合、
記者会見を伸ばし質問に答えることよりも、
能登の震災とそれに関わる原発の問題よりも、
BSフジに出演して、自分のことをヨイショしてくれる人に囲まれて偉そうに踏ん反り返る方が、
重要だと、そう、市民に態度で表したと。
そう言うことだ。
防災にはお金を使わず
防衛費には使う。
国民のベネフィットは興味無く、興味があるのは、自分にとって有益なことのみ。
そういうことだ。
日々私は、こういう姿勢を権力者から見せつけられていてとても悲しい。
そして、日本の権力者がこんな風な猥雑な人ばかりなのが、とても悲しい。
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