見出し画像

なぜ洋裁

前の投稿の続きとなります。見えてきたファイナルステージ😊のお話です。

私は高校卒業後文化女子短大の服装学科に進み、洋裁の道を歩き始めました。幼い頃から手芸が大好きで自己流でいろんなものを作って遊んでいましたので、洋裁に関する全ての学びが楽しくて仕方ありませんでした。これが勉強というならば勉強ってなんて楽しいものなんだろうと思いました。そして短大に通いながら隣接する文化服装学院の夜学と呼ばれるコースも選択して週に3日は夜も立体裁断やデザイン画のコースで勉強しました。もっともっと勉強したいという気持ちから、隣にある学院が魅力に溢れて眩しくて、でも短大はちゃんと卒業すると約束して上京しましたので、少しでもいいから短大に通いながらでも学院で学びたいと思ったのでした。専門学校のいろんな先生から学ぶことは、刺激的で目がキラキラどころかギラギラしていたと思います。自分は本当にかなりの洋裁オタクだと感じていました。素晴らしい洋服は世界を動かす力がある!そう信じて夢を追いかけていました。短大卒業後は短大の担任講師の推薦と両親の許しを得て文化服装学院に編入学しました。朝から晩までいや深夜まで、いや朝まで洋服作りに夢中でした。幸せな青春時代を過ごせたんだなぁと今になって噛み締めています。しかしそうこうするうちに野望は更に広がるもので、国内だけではダメだ、フランスの服作りはどんなものなのか知りたいとパリ留学まで叶え、本当に最高の学びを経験させてもらいました。こんなふうに夢を追わせてくれた両親に感謝してもしきれないです。パリ留学後考えた末、自分は日本に戻り、デザイナーになると決め、帰国しました。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?