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売れっ子美容師になるには技術力だけではダメ


hic(エイチアイシー) のイクコです。

今日は気持ちの良い日曜日です。〈大阪〉
(お天気も良いし、気温もあったかなのに、こもってカチカチnoteを書いてます。笑)


サロンのナンバー1美容師さんたちに「売れる秘訣」とか「どうしたら1番になれるのですか?」と聞いてまわったことがあります。

みなさん謙遜なのか、まず、「いや〜…得には…」なんて言葉が返ってくるのですが、よく聞いていると、

『技術だけではムリですね』


“技術だけでは売れっ子になれない。
もっと言うと「技術力」が高いのは当たり前。”

これがみなさんの一致する考えでした。


『はじめはとにかく、できるようになりたい、もっと上手になりたい!っていっぱい練習したんです。毎日。
でも、それだけじゃ人気スタイリストにはなれないと気づくんです』

これは某メーカーの営業部長から'カット技術なら大阪で1番’と教えてもらった美容師さんの言葉です。

さらっとこぼれた言葉なのですが、これが、重い…
↑上の美容師さんは「技術だけでは売れるスタイリストになれない」と気づいて一度美容師を辞めてしまいます。
その後、悩んだ彼は自分の技術のレベルを確かめようと、イギリスに渡航しヴィダルサスーンアカデミーで学び直します。(このお話はまた別の機会にご紹介させてください)

世界の技術に触れてもなお、「技術だけでは売れっ子になれない」と言います。

『では、技術以外に何が必要ですか?』

と尋ねると、

『ホスピタリティ♡』

と笑っていましたが、これが本音なのだと思います。

そんなこと?と思われたかもしれませんが
どこまでいっても「お客さんの立場で考えられるか」にかかっているのだと思います。

だって、お客さんは、やっぱり自分のことを気にしてくれて、大事にしてくれる人のところに行きたいと思うもの。

そんな人が高い技術の持ち主なら、浮気はしません。


これは、美容師さんだけの話ではなく、飲食店も、広告屋さんも、他の業種もみんな同じですよね。
美味しいだけじゃムリだし、オシャレなだけでもムリ。
それらは前提で、プラスαをいかに高められるか。

仕事を通して内面を磨くとはこういうことなのか、と勉強になりました。


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