見出し画像

その本、本当に読む?

いつか終わる日は来るのか、息子ののりものブームはずっと続いています。

3歳児が読めそうなのりもの絵本を探して、最近は福音館書店の月刊誌「ちいさなかがくのとも」と、「こどものとも年少版」のバックナンバーからのりものが出てくる絵本を片っ端からローラー作戦で読んできました。

ただ、そろそろネタ切れ…という頃に図書館に行って来ました!

息子が「これ読みたい」と持ってくる本は、まだ早いんじゃない?絶対読まないでしょ!と思う本もちらほらあり、「こっちも面白そうだよ」、「この間読んだシリーズの別の巻も借りたいよね」と誘導しながら、借りる本を調節します。

(子どもが生まれる前、司書の立場で、来館した親子のこういう場面を目撃すると、子どもが読みたい本を選ばせてあげればいいのになぁ、と思っていたのに。親って勝手ですね…)

その中で、まだ早いかもと思っていたら気に入って何度も読んだ本が、こちら。


上野から金沢に向かう夜行列車の車内の様子が描かれています。車内なので、のりもの要素は少なめながら、未知の世界に興味をひかれたのか何度も読みました。字のない絵本なので、かえって入り込みやすかったのかもしれません。乗客には子どもの姿もたくさん描かれているので、自分を重ねて楽しんでいるようでした。

そして、もう1冊。

竹の成長や、竹が日常の道具、おもちゃとして昔から利用されてきたことなど、竹に関するちしきが写真絵本でわかりやすく紹介されています。

(なぜ借りたいと思ったのか未だに謎ですが…以前公園で竹の子を見たことがあったので、偶然この本を手に取り、中を見たら竹の子が載っていて興味を持ったのか…?ちなみに竹の子食べてくれません。)

竹の子がぐんぐん大きくなる過程が面白かったようです。表紙の竹とんぼを飛ばす真似をして見せたら、一緒に一生懸命やっていました。竹とんぼ、今度やってみようかな。

借りたい!と言ったものの大して読まないことももちろんありますが、読みたいという本は「どんな本かな、読んでみようか!」と一緒に面白がって、読む本の幅をどんどん広げていきたいです。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?