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就活の履歴書を手書きする様子のかなしさ

就活シーズンですね。早い方だともう終わったでしょうか。電車の中には、リクルートスーツを見にまとった若者たちがまだチラホラ見受けられます。

今日は、就活中であろう1人の若者が、電車の中で一生懸命手書きで履歴書を書いていました。活字の作文をわざわざ印刷して、それを手書きで書き写しているのです。しかも二部。

これを見て、私は悲しい気持ちになりました。履歴書を手書きで写すために、若者の貴重な時間が30分、1時間と使われているのです。創造性も失われているかもしれません。しかも、いくらその若者が頑張って書いたとしても活字よりは読みにくく、読む方も時間がかかることでしょう。

働き方改革、一億総活躍社会など、生産性向上のためのさまざまな声かけがあるなかで、なかなか考えさせられるシーンでした。

手書きの手紙など想いがこもることも理解はできます。しかし、職能に手書きの必要性がないなら効率の面でやめるべきでしょう。もし、手書きで書くことて人物を見定めたいなら、それを明言して試験をしてみてはいかがでしょうか。

世の中が、一人一人の努力ではなく、優れた仕組みによって効率化され、皆でより豊かになって欲しいものです。

#コラム #日常

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