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狙うはハゼ・初の釣り体験

生きエサに戦意喪失?

 石巻日日新聞社企画制作部の瀬尾太樹(35)=石巻市向陽町=です。今回は「つりパラダイス」(つりパラ)メインライターで同僚の千葉拓人さん(24)=東松島市小野=に教わりながら、私の息子たちが初めての釣りに挑戦した様子を紹介します。【瀬尾太樹】

 釣り場に選んだのは東松島市野蒜の東名運河。秋晴れで絶好の釣り日和となった。早く釣りを始めたいと意気込んでいた2人の息子だったが、準備を始めた早々、釣りの洗礼を受けた。

 ハゼ釣りに必要な生エサ(アオイソメ)を目にした途端、悲鳴をあげて戦意を喪失した長男(7)。それを横目に、まだ怖いもの知らずの次男(4)は、ためらわずに生エサをつかむ。その姿に私の方が驚いた。

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千葉さんに釣り道具の扱いを教わる子どもたち

 長男も再びハリにエサを付けることに挑戦するも触ることに強い抵抗感があり、このままでは釣る前に日が暮れてしまうと直感。見かねた千葉さんがひたすらエサを付けることに専念してくれた。ようやく仕掛けを川に投じると、すぐに当たりがあり、次男が約10cmのハゼをいとも簡単に釣り上げた。

 一方、エサを見て騒いでいた長男は、ほんの数分あたりがないだけで、隣で釣れ続ける次男を横目に飽きが出てきた。テレビゲームの世界では、金魚からサメなど大小さまざまな魚をすぐに釣ることができる。実体験とゲームとの違いを肌で感じたのではないか。

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順調にハゼを釣り上げた長男(右)と、クロダイの幼魚も釣り上げた次男


 千葉さんは竿を持つ子どもたちに優しく寄り添いながら、あたりの取り方やリールの巻き方などを指導。子どもたちも徐々に体で覚え始め、その後は順調に釣果を伸ばし、初めての釣りは大成功に思えた。

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筆者も初めてのハゼ釣りを楽しむことができた

 感想を聞くと、次男は「楽しかった。また魚釣りをしたい」と笑顔を見せたが、長男の反応はいま一つ。何事もやってみないと始まらないので、今回は1時間半ほどの釣りだったが、親としては兄弟の新たな一面を見ることができ、成長も感じることができた。今度は、実際釣った魚を食べるという楽しみも教えてあげたいものだ。

 今回の釣りの様子は動画投稿サイトのYouTubeにアップロードしています。初めての釣り体験をご覧ください。

 つりパラダイスの動画を配信している「石巻日日新聞チャンネル」のチャンネル登録も是非おねがいします。


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