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五輪聖火 松島基地到着 歴史的瞬間に沸く 新型コロナで式典縮小

 東京五輪の聖火が20日、特別輸送機「TOKYO2020」でギリシャから運ばれ、東松島市の航空自衛隊松島基地に到着した。新型コロナウイルスの影響で式典の規模は縮小。ともに五輪3連覇の柔道の野村忠宏さん、レスリングの吉田沙保里さんが輸送機から種火が入ったランタンを受け取り、聖火皿に点火した。市内では暴風警報が発表されるほど強い風が吹き、ブルーインパルスが描いた五輪シンボルは強風ですぐ流されたが、基地周辺には多くの人が駆けつけ、歴史的瞬間を間近で感じた。【山口紘史】

 到着式は、東京五輪・パラリンピック競技大会組織委員会(森喜朗会長)の主催。特別輸送機は午前11時の式典に合わせて到着する予定だったが、強風の影響を懸念して1時間半の前倒しで着陸した。式典は東北新幹線の運転見合わせなどで20分ほど遅れて始まった。

聖火到着式 規模縮小もブルーインパルスも予定通り飛行

ギリシャから届いた聖火が聖火皿に灯された(松島基地)

 式では五輪金メダリストの野村さん、吉田さんが輸送機のタラップを上がり、聖火の種火が入ったランタンを受け取った。本来、2人はアテネから聖火を運んでくる予定だったが、新型コロナの感染拡大の影響で渡航を断念した。

 あいさつで森会長は新型コロナによって地元の小学生ら約200人の招待が取りやめになったことを「残念だが組織委も苦渋の決断だった」と強調。その上で「聖火がリレーで全国を回り、56年ぶりに東京に向かう。希望の道を照らすことを望んでいる。WHO(世界保健機関)の助言も受けて安心安全な大会に全力で取り組む」と決意を表明した。

 野村さんは「引継ぎ式に出られなくて残念だったが、ランタンを受け取ることができてうれしい」、吉田さんは「大変な時期だが、聖火リレーが皆さんの元気や希望になれば」と語った。その後2人はトーチと同じ桜をモチーフにした聖火皿に点火。上空ではブルーインパルスが5色のカラースモークを出しながら飛行し、五輪シンボルを描くも強風で流された。

ブルー飛行基地の外 (17)

ブルーインパルスが5色のカラースモークで到着を祝福

 式典には日本オリンピック委員会の山下泰裕会長、聖火リレー公式アンバサダーでお笑いコンビのサンドウィッチマン、女優の石原さとみさん、パラリンピアンの田口亜希さんらが出席。式後、聖火は「復興の火」の最初の展示会場となる石巻市南浜町の復興祈念公園にラッピングバスで運ばれた。


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