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名曲に合わせ優美な舞 | Nバレエ・プリューム

初の合同発表で魅了

 石巻市大街道南のNバレエスクール(佐藤範子主宰)と女川町のバレエスタジオプリューム(小松未羽主宰)による初の合同発表会が1日、同町役場内生涯学習センターホールで開かれ、261人が来場した。4歳の子どもから大人までの生徒計27人に加え、佐藤主宰と小松主宰、ゲストダンサーの伊藤大地さんも出演。豊かな身体表現の世界で会場を魅了した。
 合同発表会の開催は今回が初めて。石巻地方でバレエを鑑賞する機会がほとんどないことと、教室の生徒の中にプロバレエダンサーへの夢を持ち始めた生徒がいることから地域住民に向けて発表の場を設けた。

男女2人で踊る「グラン・パド・ドゥ」も披露
幼児クラスの愛らしいステージ

 舞台はバレエ音楽「海賊」で幕開け。第1部と第2部に分け、終演後は出演者と歓談や写真撮影を楽しむ時間も設けられた。
 演目はクラシックバレエが中心。ミセスクラスの伸びやかな演技やバリエーションと呼ばれるソロ、幼児クラスによる愛らしいステージ、和太鼓の生演奏での勇壮な演技や男女2人で踊る「グラン・パド・ドゥ」など約2時間の公演で楽しませた。
 佐藤主宰(48)は「ご来場いただいた方の中には初めてバレエを見る方も多かったようだ。今後もこうした機会を設けていけたら」と展望。小松主宰(31)は「生徒は『楽しかった』と言っていた。練習の励みにして成長につなげてくれれば何より」と話していた。【泉野帆薫】


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