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介護職有志 齋藤県議に立候補要請 「しんしに受け止める」

 任期満了に伴う石巻市長選(4月18日告示、25日投開票)で、石巻地域介護サービス事業者連絡協議会(石山奏一会長)と介護事業者有志が13日、石巻・牡鹿選挙区選出県議で副議長の齋藤正美氏(66)の立候補を要請した。齋藤氏は「しんしに受け止めしっかりと考えたい」と述べ、回答を留保した。【熊谷利勝】

齋藤氏に市長選出馬要請

立候補の要請を受ける齋藤氏

 石山会長ら協議会と有志計15人が同日、石巻市蛇田にある齋藤氏の事務所を訪ね、本人に要請書を手渡した。石山会長らは「新型コロナで減収となる介護事業所も多く、厳しい環境。震災復興を成し遂げ、福祉の充実したまちにできるのは齋藤氏しかいない」と決断を促した。懇談で齋藤氏は「コロナの対応もその後も、皆さんと協議させていただきたい」などと話していた。

 齋藤氏は蛇田出身、石巻工業高、日本大学工学部卒。29歳で石巻市議に初当選し、1期目途中で県議の道に進んだ。平成15年から3度衆院選に挑戦したが、いずれも敗れた。震災後の平成23年11月の選挙で県議に復帰し、通算7期。最大会派の自民党県民会議に所属している。

note用齋藤氏に市長選出馬要請 (1)

 次期市長選には、現職の亀山紘氏(78)が立候補せずに3期目の任期満了での退任を決め、石巻市議の阿部和芳氏(60)、元衆院議員の勝沼栄明氏(46)が出馬を表明している。


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