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きらめく光 女川包む 駅前広場「海ぼたる」 プロムナード含め6万5千球

女川駅前広場を光で彩る冬の恒例行事「スターダスト・ページェント2021海ぼたる」が5日からスタートした。初日は午後4時半過ぎに点灯が始まり、ライトアップの瞬間を一目見ようと多くの住民が集まった。1月5日まで行われ、点灯は午後4時半ー10時半。年越しは夜明けまで灯される。

 住民有志の制作委員会(中嶋憲治代表世話人)が主催。東日本大震災でも中断することなく続け、今年で24回目となる。約5万個のLED(発光ダイオード)電球が使われ、中央には高さ7メートルのモミの木にイルミネーションが施されている。

あきらびやかな光が女川の夜を彩っている

 今年は駅舎から見て左が「明るい女川」、右は「女川の海」をイメージ。左右で色合いが異なる例年にないレイアウトを施した。今年から町観光協会などで作る「おながわ冬のまつり実行委員会」も協力し、プロムナードの街路樹に約1万5千個のLEDを取り付けた。

 点灯前には集まった子どもたちに同制作委から菓子のプレゼントがあった。点灯の瞬間には大きな歓声が上がり、早速、光の中を散策する親子の姿が見られた。佐藤花音さん(鹿妻小1年)は、今年で訪れるのが3回目だという。「毎年すごく楽しみにしている」と話していた。【渡邊裕紀】


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