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石巻・東松島・女川のグルメ紹介 観光客にもピッタリ!

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石巻市・東松島市・女川町の飲食店を紹介するマガジン。石巻日日新聞社の記者が一軒ずつ丁寧に取材し、店主の思いやイチ押しの一品などをご紹介します。ランチや夜のお店選びにご覧ください。… もっと読む
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#食堂

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マガジン「石巻地域の美味しいナビ~気になるお店~」は、石巻地方のおすすめ飲食店の一覧です。石巻日日新聞社の記者が一軒ずつ丁寧に取材し、店主の思いやイチ押しの一品を聞きました。旬の海鮮料理はもちろん、ラーメン、おそば、定食、洋食、中華も!食材王国石巻のグルメを家族のだんらんに、友達との交流に、そして新たな発見に、ご活用ください。随時、地域の新店舗を紹介していきます。お楽しみに! ※掲載店の情報(価格、メニュー等)は石巻日日新聞掲載時のものです。 石巻日日新聞の紙面では毎週土曜

メニュー豊富な食堂・居酒屋|萬腹や(石巻市立町二丁目)

 石巻市大街道南で食堂・居酒屋を営んできた「萬腹や」(津田とめ子店長)が令和3年12月23日、同市立町二丁目に移転オープンした。「お腹いっぱい食べてほしい」という店主の思いを反映した麺類から丼もの、各種定食などの豊富なメニュー構成で利用客の胃袋を満たす。場所は変わっても、味や店の雰囲気は変わらない。 街なかで再開 令和3年6月に大街道の店を閉め、立町に移転オープン。実は数年前にこの店舗で「萬腹や立町店」を営んでいた経緯があり、事実上立町店の「復活」となった。麺類、定食、丼も

腹も心も満たす麺とご飯|大衆食堂はらへった(石巻市成田)

 腹が減ったら、はらへったへ―。河北警察署近くの国道沿いにオープンした「大衆食堂はらへった」は、地産地消にこだわったラーメンや定食類を取りそろえ、忙しい働き人にもすばやく料理を提供してお腹も心も満たす。 妻が店名を考え、孫の字を用いた黄色い看板が目を引く 地産地消にこだわり  自動車学校で23年間指導員を務めた濱畑久善さんが、東日本大震災から10年を節目に仕事を辞め、持ち続けていた飲食店経営の夢をかなえた。東日本大震災で大川地区にあった自宅が被災し、一度は断念したが、妻の

無農薬、無添加で体に優しく| 自然食食堂さん(石巻市中央)

 石巻市中央の屋台村「COMMON―SHIP橋通り」にあった「自然食食堂さん」が本設の店舗になり、令和3年4月にリニューアルオープンした。これまでの「たくさんの人が健康になれる食事」というコンセプトはそのままに、ゆっくりと腰を据えて食事を楽しむことができる。 かわまち立体駐車場脇のオレンジののれんが目印 仮設から本設の店に  同食堂は、仮設の店を並べた屋台村内に平成30年4月にオープン。同市住吉町にある食堂パレスが実家で、管理栄養士免許を持つ佐々木亮介さん)が体に優しい自

地域に愛された味が復活|あさひ食堂 (東松島市赤井)

 「また同じ場所で店を再開できることがうれしい」。トレーラーハウスを改築した店内で山田洋子さんは笑顔を見せた。「あさひ食堂」と聞いてピンとくる人は多い。 トレーラーハウスを改築したおしゃれな外観 ジューシーなホルモン  元々、東松島市立矢本第二中学校の真向いに店があったが、東日本大震災で被災。山田さんはしばらく青森市内に移住した後、再び地元に戻った。「土地も残っており、また店を開きたかった」。昭和45年から続く食堂の復活だった。 店内はカウンターとテーブル席  トレー

ボリューム満点の大衆食堂|旭山ドライブイン(石巻市北村)

 北村小学校近くの県道151号線沿いに店を構える「旭山ドライブイン」は、昭和45年創業の民宿兼大衆食堂。家族経営ならではのアットホームな雰囲気が魅力で、座敷とテーブル席からなる店内は、実家に帰省したかのようにくつろげる。昼時は地域住民や工事現場の作業員らが足を運び、安価でボリューミーな品々がお腹を満たす。 県道沿いに構えた店舗 仕出しや宴会、民宿も  メニューは麺類や丼物、定食がメインで、一番人気は国産豚を使用したかつ丼(並、税込850円)。肉厚でジューシーなカツに、まろ

懐かしさに安らぐ大衆の味|食堂パレス(石巻市住吉町)

 昭和26年に創業した「食堂パレス」は、昔から変わらない味で地域住民に親しまれている大衆食堂だ。提供するご飯ものや麺類はどれも定番メニューで、決して奇はてらわない。そのどこか懐かしさを感じさせる安定の味こそ、長く愛され続けてきた秘密なのだ。 かわいらしい文字の看板と、威厳ある文字ののれんが目印 変わらぬ黄色いカレー  「パレス(=宮殿)」という店名は創業者の佐々木喜見さんが関東に修行に出た際、現地のにぎわっていた店の名前にあやかって命名。当時の石巻地方では「ずいぶんハイカ

人気定着「甘」「塩」の鶏唐揚げ|お食事処・楓楸栞(石巻市大街道)

 石巻市立大街道小学校の東側すぐそばの「お食事処 楓楸栞(ふうしゅうかん)」は、地域住民に「唐揚げといえばここ!」と言わしめる人気店だ。東日本大震災後の平成24年4月に大街道西で創業し、29年3月に移転新築。カウンター、テーブル、小上がりと席種も豊富で、おひとり様から子ども連れまで幅広い客層でにぎわっている。 店名は愛しの三人娘に由来。足元には被災自宅跡地で見つけた2枚のタイルがある 迷ったらハーフ&ハーフ  看板商品は何といっても食べ応え満点の「からあげ定食」(3個入税

器に広がる海の魅力|えんまん亭(東松島市野蒜)

 「えんまん亭」(遠藤惣之助店長)は、昭和42年に東松島市宮戸で開店した遠藤食堂が前身。同50年ごろには野蒜海岸近くに移り、平成13年からは観光客向けに地場産の海の味覚を盛り込んだラーメンなどを考案。 東名運河沿いの店舗 震災経て地元で再開  来店者の円満(えんまん)に願いを込め、店名を「えんまん亭」に改めた。その思いが通じ、常連客や観光客の笑顔があふれ、地域内外から愛される店に育ってきたが、東日本大震災で店舗が流失。23年10月から矢本運動公園内の仮設店舗で営業し、入居

自慢のみそで回鍋肉|東京屋食堂(石巻市双葉町)

 大事にしているのは父である先代から引き継いだ味と親しみある接客スタイル。先代は東京の親類が営む食堂を手伝いながら調理のノウハウを学び、今から年ほど前に石巻市門脇で店を構えた。 全30席あるが、昼時は大にぎわい 受け継がれる味と真心の接客  東京で学んだ味が詰まった店は「東京屋食堂」と名付け、いつしか地域を代表する飲食店となった。しかし店舗は東日本大震災で全壊。2代目の渋谷明彦さんは「俺の代で東京屋は終わらせない」と自らを奮い立たせ、平成23年9月から双葉町の空き店舗で

看板商品は石巻焼きそば|食事処・三浦屋(東松島市大曲)

 東松島市の国道45号線沿いで定川橋を渡ると、元プロ野球選手を模した個性的な看板が目に飛び込む。「石巻茶色い焼きそばは永久に不滅です」と名言に合わせた文字が並ぶ。味とボリュームが売りの食事処「三浦屋」は昭和35年の創業以来、地域住民に愛されてやまない大衆食堂だ。 広い店内はまるで親戚の家に来たかのような安心感 家族が喜ぶ大衆食堂  「腹いっぱい食べたい時にはいつでもどうぞ」と笑顔を見せる2代目店主の三浦克之さん。広い座敷でくつろげる店内は、昼時になると家族連れやファンら多