【記録:学生10日目を経て】メヘンディに人生を学ぶ、そして手に名前がついた日
ナマステ!
メヘンディクラスを受講し始めて、あっという間に10日が過ぎました。
毎日の課題に追われつつも楽しく通っております☺︎
レッスンと家での宿題を合わせると、メヘンディに触れている時間が1日平均3時間ほど。それを10日続けてきた甲斐もあり、初日と比較すると随分と線が安定してきた気がします。
やはり継続は力なりですね。最近はデザインもどんどん複雑なものに挑戦していっています。
メヘンディの掟も分かってきました。太い線を引きたい時はゆっくり。細い線を引きたい時は上に引っ張りながら。そして、なるべく隙間なく模様を埋める方が綺麗に見えること。お手本になるデザインもあるにはあるけれど、頭の引き出しにデザインを多く用意しておき、その人の手の大きさや形に合わせて臨機応変に変更をしていかなければならないこと。
とにかくフィーリングが大事で、やっぱりメヘンディもアートの一種なのだなと思います。
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そう言えば先日、レッスン中にハッとした出来事がありました。
先生は新しいデザインを学ぶ時や、宿題を確認してくれる際に「何かコンフューズしてることある?」と毎回聞いてくれるのです。
なので私も「ん〜ここ少しデザイン画と違ってずれちゃったけど大丈夫?」とか「そうだな…ここ、これで合ってる?」なんて聞いてたんですよね。
すると言われた「こんなのなんにも気にすることないわよ。あなたは本当にデリケートね。」というセリフ。
確かに、私が質問をした箇所はなんてことない些細なこと。ネパールのいい意味でざっくりした国民性からすると、より神経過敏に感じたのかもしれません。
それに正直なところ、これまでのレッスンでやり方が分からなかったり混乱したことはあまりなかったんですよね。先生が優しさで問いかけてくれたことに何か答えないといけない気がして、無理矢理に絞り出していた感がきっと伝わっていたのだと思います。
これはメヘンディだけじゃなく、昔からの私の課題。変に気にしぃで、気ぃ遣いぃで、(これって関西弁?)いつだってちょっぴり疲れてる。
それを先生に突っ込まれた気がしてなりません。そんな大したことない事で悩むのは馬鹿らしいわよ、とも言われているようで。ああ、もっと適当でいいんだな、力を抜いていいんだなって思えたんですよね。
不思議なもので、集中して描いている時間はびっくりするほど無心になれて、終わると心がスッキリするメヘンディ。ひょっとすると写経のような効果がもしかするとあるのかしら…?なんて。お陰様で上達することはもちろん、学び深い時間を過ごしております。
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さて、練習用に毎日持ち歩いている手に愛着が湧いてやまない今日この頃。
よりこの手と仲良くなりたくて、ある日先生に「この手にネパールの名前をくれない?友達なの」と言ったところ、大笑いをされてしまいました。
それから数日「考えておくわ」と言ってなかなか教えてくれなかったんですよね。なので先日催促をしたところ、「手に名前をつけるなんて考えたこともなかったから困るわね」と、お店に来ていたお友達と相談中。あまりに悩んでいるので「分かった、そしたらアナタの娘ちゃんの名前をもらうわね」と勝手に決定。笑
娘さんの名前の発音がとても難しいのですが、拝借させてもらいました。なんだかますます頑張れそう♪
さて、授業も残すはたった5日。コツコツ前進!
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