【ネパール滞在記】オズモシスを仕掛けてく
昔から、コーヒーにフレッシュを入れる瞬間が好きだ。
濃度の高いミルクは、コーヒーとすぐに混ざり合うことなく、カップの底にあたり表面に跳ね返ってくる。
まるで暗闇に花火が咲くかのように、小さな白い点が黒い海のいたるところで打ち上がり、次第にぼやけていくその様を、幼い頃から飽きることなく、自然に混ざりきるまでずっと眺めていた。
あとはラーメンを食べた後など、スープの表面に浮かぶ油を箸でひたすらに繋げていくことも大好き。バカみたいだと自分でも思うけど、それは大人になった今だって