食べるの始末「長ネギの青いとこ」
ネギが美味しい季節になりましたね。鍋に薬味にと冬の食卓で大活躍する長ネギですが、レシピで使われるのは下の白いところばかり。みんなは上の青いところをどうしてるんだろう。お肉や魚の臭み消しに使ってる?捨てたりして…ないですよね!?
今お世話になっている調理場では、毎回捨てられてました(涙)。ある日勇気を出して「青いところが欲しいのですが…」とお願いしたら、それ以来、どうやら私は青いところを持ち帰る担当になったみたい。
ほぼ毎週持ち帰っているので、今回はどうやって食べようかなーと青いところのことばかり考えている2023年の冬。色々作ってきた中から、おすすめの食べ方を2つご紹介します。そのまま食べるというよりは、他の野菜やお肉などに合わせると無限に楽しめるよというもの。青いところを持て余し気味な方の、参考になれば嬉しいです。
まずは基本の2種
【ネギの青いとこニンニク塩炒め】
【ネギの青いとこヤンニョム】
この2つ、どちらもいろんな料理に展開できます。
基本の2種から展開料理
〜蒸した里芋と〜
まずは蒸して皮をむいた里芋と合わせてみました(レンチンでもOK)。どちらもお好みの量を加えて和えただけですが、箸が止まらぬ美味しさです。里芋の優しい甘みとほんのり辛味のある青いとこは相性抜群!どちらもお酒のつまみにぴったりな一品です。
【里芋ネギ塩和え】
【里芋ネギヤンニョム和え】
〜茹でたての麺と〜
【ネギ塩うどん】
ニンニク塩炒めは麺に合うに違いない!とやってみたら大正解でした。今回は茹でたての細いうどんと合わせましたが、茹でた中華麺でも美味しいに違いない。焼きそば麺と炒めたらネギ大好物の塩焼きそばになりますね。次は焼きそばを作ろう。
〜芋と(里芋以外)〜
【さつまいものネギヤンニョム炒め】
ピリ辛なヤンニョムと甘いさつまいもは合うに違いない!と、一緒に炒めてみたら予想的中。甘辛がやみつきになる美味しさでした。かぼちゃでも、甘さは違うけれどじゃがいもでも美味しいに違いない。芋ならなんでも合うと確信しています。
〜豚肉と〜
メインにも使いたいなと思って豚肉と合わせてみたら、お米ください!と言わずにはいられないおかずになりました。どちらも2cm幅くらいに切った切り落としの豚肉を使っています。
【ネギ塩豚炒め】
豚肉を炒めて火が通ったら、塩加減を味見しながらニンニク塩炒めを加えて出来上がり。
【ヤンニョム茹で豚】
茹でた豚肉はザルで水気をきって、お好みの量のネギの青いとこヤンニョムと和えて出来上がり。ご飯と一緒にレタスで巻いて食べたら最高でした。
終わりに
実はもうひとつお気に入りのものがあるのですが、写真を撮る前に食べ尽くしてしまって…。それは、ゆで卵を適当に崩したものにヤンニョムを和えたもの。あまりに美味しくて3口ほどで消えました。まだ試してないけれど、チャーハンはどちらを使っても美味しいに違いないし、湯豆腐の薬味にもいいんじゃないかな。
長ネギの美味しさは白いところだけじゃないんだぜ。(もちろん白いところも大大大好き)脳内でそんなことを呟きながら、連日青いところで色々作っている日々。この先の人生で、もう長ネギの青いところを持て余すことはないと思います。
今の悩みは、長ネギの青いところを指す単語を見つけられないこと。他のもっとキャッチーで短くて誰にでも伝わる言い方、誰か教えてください。
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