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アルモンデごはん 夏を遊ぶ台所

学生たちは夏休みに入り、大人たちは近々やってくるお盆休みに向けて仕事を調整中。私はといえば、世間がお休みを楽しむためのサポートがお仕事なので、8月は繁忙期です。そんな私のちょっと早い夏休み。友人の住む新潟県長岡市に行ってきました。生まれて初めての長岡大花火大会に大感動!もちろん休み中もたくさんごはんを作りました。長岡の夏を思う存分楽しんだ大満足の1週間。それもこれも一緒に過ごした皆様のお陰です。ありがとうございます。



<7月29日>

芋と豆に間違いなし

数日家を空ける前に必ずすることといえば、冷蔵庫整理。この日の夕飯は茹でてあったじゃがいもとモロッコインゲンの残りを、ソースで炒めた一品です。芋類と豆類ってどんな組み合わせでも間違いない。じゃがいもとソースも鉄板。美味しくないはずがないんです。けれど私は、芋のおかずで白飯を食べられない病。(そんなものはない)この一皿を前菜に、納豆ご飯と味噌汁で〆るという、世間様には理解いただけない夕飯を楽しんだのでした。


<7月30日> 

食欲不振にはこれ

暑さにやられて食欲不振気味。でもごはんは食べたい…という時には、ライスサラダを作ります。日本のお米でも良いけれど、よりさっぱり食べたくて、この日はジャスミンライスにしました。冷ましたごはんに、パプリカと紫玉ねぎ、神楽南蛮を混ぜて、味付けは塩とホワイトバルサミコ酢。食べる前にたっぷり黒胡椒をかけたら出来上がり。中途半端に残っていた野菜を細かく切っただけなのに、ちょっとおしゃれに仕上がって気分も上がります。ライスサラダというけれど、甘酸っぱご飯に具材が入っているのだから、混ぜご飯ですね。夏のおしゃれ混ぜごはん、美味しくいただきました。


<7月31日>  

手作りの夕飯って幸せ

仕事を終えて、ふた回り年下の友人Mちゃんと合流し、新幹線に飛び乗りました。行き先は新潟県長岡市。長岡に住む友人Fちゃんが、日本三大花火で有名な長岡大花火大会に誘ってくれたんです。数ヶ月前から楽しみにしていた、私の夏休みの始まり始まり〜。到着してすぐにFちゃんのご飯が食べられるなんて、最高すぎる。自宅の一部を改装してカフェを営むFちゃんのご飯は、美味しい。どれもこれも毎日食べたい。自家製ジェノベーゼパスタ、牛蒡の豆乳マヨサラダ、赤玉ねぎのピクルス。シンプルだけど、ひと手間かけた品々に心も身体も癒されました。血の通ったごはんは人を癒すね。


<8月1日> 

長岡にアルモンデ①

夏休み2日目。この日から、花火を観るためにFちゃんの家にやってきた初めましてのご家族と、数年ぶりに再会するTさんのために、夕飯を作りました。野菜は全て長岡産。昼間に地元の直売所で購入してきたものです。「なんでも自由に使って好きに作ってねー」というFちゃんの言葉に甘えて、好き放題にアルモンデ料理させてもらいました。
お品書きは「ゴーヤのスパイス白和え/つるむらさきとズッキーニの粒マスタードマリネ/じゃがジェノベーゼ/車麩のカツ/トマトとソルダムの塩麹和え/なすの蒲焼」。人の台所で料理するのって、何て楽しいんだろう!冷蔵庫にあったFちゃんの手作り調味料やソースがどれも美味しくて、いろいろ使わせてもらいました。お客さまにもすっごく喜んでもらえて、子供たちはご飯を3杯もおかわりしてくれて、それはそれは幸せな食卓でした。大勢で同じご飯を食べるとすぐに仲良くなれるのが、不思議で嬉しい。


<8月2日> 

長岡にアルモンデ②

夏休み3日目。昨日来られた5名のお客様に加えて、この日新たに5名のお客様がいらっしゃいました。私たちも加えて総勢13名のランチ作り、楽しかったー!朝、Fちゃんの友人農家さんが届けてくれた、とうもろこしやアスパラ、お客様が持ってきてくれたピーマンや紫玉ねぎなど、食材も増えてますます夏真っ盛りな食卓となりました。
お品書きは「夏のねばねばと木耳の酢味噌和え/栃尾の油揚げステーキ/アスパラグリルにたっぷりトマト/なすの五香粉フライ/ししとうと紫玉ねぎのヴィーガン出汁和え/ピーマンの丸焼きケッパー添え/とうもろこしだけスープ」。FちゃんとMちゃん、そして滞在中の子供たちと一緒に作った品々はこの日だけの特別なものばかりです。
満腹食べた後は18kgの枝豆を茹でました。人生初の量…。そして夜、長岡にしかない醤油赤飯と大量の枝豆を食べながら、花火を満喫しました。最高の夏休み!!!



<8月3日>

夏の親子料理教室

後ろ髪をギュンギュンに引かれつつ、長岡から始発で向かったのは「ゆめが丘ソラトス」。先月末オープンしたばかりの大型ショッピングモールです。この日は、施設内にあるキッチンで開催される親子料理教室の講師DAY。ピッカピカな最新設備が揃うキッチンで、フードロスをテーマにした料理を子供たちと作りました。先日の長岡からこの日も、数日子供たちと料理していますが、楽しくて仕方ありません。子供たちの視線で感じることを共有してもらうことで、私の中の当たり前やこうあるべきがどんどん崩されていきます。子供の素直な感性には敵わない。レシピを改善して、次回に臨みます。まだまだ募集しているので、ぜひこちらをご覧ください。⇨



<8月4日>

復習

夏休みが終わり日常へ。長岡でみんなに喜んでもらえたものをブラッシュアップすべく、さっそく自宅でも復習し始めました。長岡では丸ごと焼きなすを使って蒲焼きとフライを作りましたが、これはまだまだアレンジが効きそうです。この日の夜はシンプルに醤油と七味で。1人で3本、あっという間に平らげてしまいました。美味しい、なす、美味しい。
最高に楽しい夏休みが終わって、この日から月末までは仕事仕事仕事の日々。とはいえやっていることは、全て食に関すること。体力的にはヘビーですが、嫌なことはほとんどないんです。有難いことですね。働くぞー。

「食べるの始末」という、パーソナル料理教室をしています。オンラインと表記していますが、ご希望があればご自宅に伺います。(伺いたい)
ジムのパーソナルトレーナーのように、おひとりおひとりの暮らし、苦手や理想、その時々の状況に合わせて、毎回のクラス内容を決めていきます。
「食べたいものを今アルモンデ気軽に作る」が、この教室のゴール。難しいと思われるかもしれませんが、少し視点を変えるだけで案外すんなりできるようになりますよ。全力でサポートしますので、興味のある方はぜひ体験レッスンしてみませんか?お悩みを話すだけでも、肩の力が抜けて料理が少し気楽になるかもしれません。いつでもお待ちしています。
※このクラスの詳しい内容は、こちらの記事に書いています。




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