”基本調味料でつくるVEGAN”豆腐を焼くときは油を恐れちゃならぬ
火を入れた豆腐が好きなんです。
そういうと、厚揚げが好きなの？言われるのですが、そうじゃなくて家で豆腐を焼いたり揚げたりするのがいいんです。
市販の厚揚げのしっかりした感じじゃなくて、もっと頼りないふわふわっとした豆腐の食感がたまらなく好きなんですよね。
伝わるかな…。
基本調味料でつくるVEGAN料理。今回使うのは醤油。豆腐と醤油って従兄弟みたいな感覚です。大豆の家系でありながら、別の進化を遂げたものたち。
出身が一緒だからかな、相性抜群なお二人さんです。
焼き豆腐にらソース
＜材料＞
木綿豆腐 １丁／にら １/２束／醤油 適量／油（クセのないもの） 適量
＜作り方＞
①木綿豆腐は厚さを１/２にカットし、キッチンペーパーで軽く押すようにしながらしっかり水気をと理、好みの幅にカットする（半分or３等分くらい）。ニラを細かく刻んでボウル等に入れ、２/３浸かるくらいの醤油を注いでおく。
②フライパンの底がしっかり浸かるくらいたっぷり油を入れる。中火で油を煙が出る寸前まで熱してから、①の豆腐を入れる。両面にカリッとした焦げ目をつけるように焼いたら、皿に取り出す。豆腐を出したフライパンに①のニラ醤油を入れて中火にかけて、フツフツとしてきたら豆腐にかけて出来上がり。
※ニラに火を入れるというよりソースを温めるくらいの感覚で、あまり長時間に詰めないでくださいね。
焦げ目上等！
カロリーなんて気にしない。油は多い方がカリッと仕上がるし、焦げ目がしっかりついて美味しいんです。油の酸化が心配な方もいらっしゃるでしょうが、一気に高温に上げて短時間で焼きつけるのであまりお気になさらずに。
外カリ中ホワがたまらない！ぜひ出来立てをハフハフしながら食べてほしいなぁ。
冒頭に書いた、厚揚げとは違う、焼いた豆腐ならではの美味しさを感じていただけるはず…。
香りの強い野菜＋醤油は豆腐との相性抜群！
冷奴がいい例ですが、豆腐には香りの強い野菜＋醤油の組み合わせが最高に合うんですよね。
今回のにらも香りが強い野菜ですし、味もなかなかパンチがあるじゃないですか。
だからこの焼き豆腐に合わせるソースは、紫蘇と醤油、茗荷と醤油、ネギと醤油みたいに薬味系のものならなんでも美味しいです。
今はニラが美味しい季節なので、春に作るのであればニラが一押しです。
厚揚げだって…いいんです！
そしてそして。散々焼いた豆腐の美味しさについて語ってきましたが、もちろんこれ、厚揚げでもOKです。厚揚げの油をキッチンペーパーでしっかり拭き取ったら、豆腐と同じように焼き付けて出来上がり。
両方試してみると、違いやそれぞれの良さがわかるので楽しいですよ。
気軽に安定した価格でいつでも手に入る食材って、貴重です。豆腐は一年中購入できて、大幅な価格変動もない頼もしい食材。メーカーによって味が違うので、お気に入りを見つける楽しさもあります。
いつものスーパーもいいけど、たまにはお豆腐屋さんで買うっていうのもおすすめです。実は近くにあったりするんです、個人のお豆腐屋さん。
ぜひ調べてみてください。その日作りたてのお豆腐で作るとさらに美味しい！ついでにおからも購入して、前日ご紹介した「ピリ辛おから」も作ってみてくださいね。
さ、今日もアルモンデ。
◯◯◯◯
ひびのわの料理教室は、埼玉県草加市にて毎月開催しています。
次回は4月22日(土)。旬の野菜とアルモンデがテーマの料理教室です。
今回のクラスのテーマは「粉もの」。
先日のnoteで紹介した「だけチヂミ」も作りますし、キャベツの外葉カレーに添えたチャパティも作る予定です。
小麦粉や米粉や片栗粉など、身近な粉と季節の野菜を使って一緒に料理しましょう。
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