溢れてしまうタイミング
ある一定の限度を超えると発症する花粉症のように
アレルゲンってあるよね。
最初は気にもならなかった些細なものが積もり積もって、もうすぐ溢れそう。っていうこと。
スタンプはためるまえに小出しにしていこうっていうけどさ。
溢れ出すまでほんとうに気づかないことってある。
溢れそうになった時にはもう遅い。
もうちょっとがまんできる。
もうちょっとがまんできるってタイミングを見計らってる。
もうこの先はどのタイミングで出しても、「小出し」にはできないから。
アレルギーの薬を飲みながら、だましだましすごしている。
そういうのって、もうね、しょうがないと思うんだ。
そういうタイミングなんだよ。
溢れてしまうタイミング。
そういう流れがきているんだからしょうがない。
そこまできてると「そんな些細なことで?」っていうような小さな水滴で溢れ出してしまうかもしれない。
小出しにしておけばよかったと思ってもしょうがない。
小出しにできる段階では、その感覚、気づきもしなかったんだから。
今がそのタイミング。
溢れ出すのはしょうがない。
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