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短歌研究2023.09 短歌研究詠草 水原紫苑選準特選で5首掲載していただきました。
短歌研究2023.09 短歌研究詠草 水原紫苑選 準特選をいただきました。
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短歌研究2023.09
短歌研究詠草 水原紫苑選
準特選/ひびの祈り
捩花をつくるがごとく指先で髪をねじって放す女生徒
蝉の声のほうを眺めて先生が太宰治を語り始める
胸元の蝶を解いてまた結び生死についてノートに綴り
教科書を見ているふりで覗いてる水たまりめくコンパクトミラー
睡郷の空の穴から女性徒の頃のわたしが私を見ている
今回は、夢で見た出来事と太宰治の女生徒をかけあわせて詠んでみました。夢日記は書いていませんが、不思議な余韻のある夢をみた時は短歌のタネになるかも?と走り書き程度のメモをしています。現実世界で疲れてくると感覚が鈍ってきて歌が詠めなくなるので、夢のメモはそういう時に役に立ちます。
2年ぶりに準特選をいただきました。水原紫苑先の選評と5首掲載していただき感謝しております。あまりにも低迷していると、もう投稿をやめようかなと弱い心の自分がでてくるのですが諦めず投稿してよかったです。これからも粘りに粘り投稿していきます。
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