2020年4月_ヒビノの今月振り返り

新生活がはじまった感覚がない4月。目を背けてはいけないことも色々あるけど、この場所ではハッピーに生きたいね。

【音楽】

copy light/TK from 凛として時雨
「人の愛し方を歌だけで伝えないで」から始まるのが衝撃。
凛として時雨で、「僕は汚い/僕は消えたい」と歌っていた人が愛し方を歌うことも驚いた。大切な人と巷のラブソングで使われているような言葉で繋がると不安を覚える気持ちって分かる気がするなぁ。
そして何よりこの歌声。強くて儚い。

桜町/Cody Lee(李)
地元岩手を歌った一曲。「桜町」って名前の街が本当にあるらしい。良い名前の街やね。正直、俺には地元と言える場所がない。こうやって想いを乗せられる街があるのは少し羨ましい。
Cody Leeの曲は日常の幸せを気付かせてくれるものが多い。今みたいな時こそ、聞いていきたいね。男女ツインボーカルも好き。この曲も2人で歌ってるからこそ、活きる部分があると思う。

If You're Too Shy(Let Me Know)/THE 1975
英語は分からない。でも、1975はメロディがとにかく好き。ライブも最高。
去年のサマソニも本当に良かった。人生のベストアクト。
今年も絶対に観たい。スパソニまでには、色々と収まってくれ。というか、新アルバムを引っ提げて日本でワンマンをやってください。

プラネタリウム/CRYAMY

配信も無いし、昨年の曲だけど4月にMVが出て良い曲だと再認識。
CRYAMYは泥臭い。不器用。生きるのが下手。でも優しい。人生。
また下北沢でライブを観させてくれ。

願っているよ　叶うように
悲しい思いをしなくてすむように
願っているよ　叶うように
祈った言葉が空に星と溶けてゆく
CRYAMY「プラネタリウム」

【ドラマ】

映画もたくさん観た。ただ4月はドラマを一作。
ハラスメントゲーム

ハラスメントゲーム

アマプラで観た。唐沢寿明の演技がとにかくすごい。
唐沢寿明が扮するコンプライアンス部長が様々なハラスメントを成敗していくドラマ。テンポも良くて基本的に1回完結で観やすい。
ハラスメントに様々な方法で立ち向かって切っていく様は痛快。現実はここまで上手くいかないし、ハラスメントした側をそこまでバッサリ切って良いのかみたいなところはある。でもそこも含めてエンターテインメントとして面白い。
何度も言うけど、唐沢寿明がすごい。

【本】

暗いところで待ち合わせ/乙一

暗いところで待ち合わせ

先が気になりすぎて一気読みをしてしまった。
序盤の雰囲気や表紙も相まって、サスペンスやホラーと思う人もいるだろうけど、それ以上に心が暖まる作品だった。
登場人物が様々な事情でそれぞれの孤独を抱えていて、その孤独が解かれていく様の描写が本当に良かった。
無理して人と交わらなくて良い、社交的になる必要もない、それでも心の奥底のほんの小さい場所で誰かと繋がり救われる時もある。
本当に本当の意味で、人は一人で生きていけない。
ミチルとアキヒロの一挙手一投足がどんどん愛おしくなるね。
最近、Kindleで定期的にセールをしているようなのでタイミングが合えばぜひ。

【Podcast】

最近は試行錯誤しながらリモート収録に取り組んでいます。そこそこの音質で録れそうになってきました。
ちなみに、ストックが溜まってきたので5月8日まで週2回（水・金）投稿をしています。叶うならばずっと週2回で更新したいんだけどなぁ。

「スーツって着る意味なくないですか？」

マロさんと俺の意見が最後まで平行線だった回。俺はスーツは無駄だなぁと今でも思ってます。
これまで30回ほど収録してきたけど、2人の意見が噛み合わない回の方が面白いね。

【その他】

出向
4月から別会社に出向になった。出向先は大企業の不動産部門。
正直、めちゃくちゃ緊張している。新卒で今の会社に入って、ずっとそこで働いてきたわけなので、働き方・考え方の違いに毎日のように驚いてばかり。ちなみに、週3日は出社して週2日は在宅勤務。在宅の2日間は元の会社の業務をしていて、業務量が倍になってるから給料も倍になってほしいなんて妄想もする。
でも、この年齢で外の世界を知らないことに負い目を感じていたしちょうど良いタイミング。

今月の写真
外出自粛中の休日、ベランダから撮った一枚。
雲ひとつ無い青空。散歩をしたい、代々木公園で缶ビールでも飲みたい。
皮肉のような青空。目の前の生活が壊れてしまう怖さもあるけど、今を乗り越えた先にまたこんな青空の下でできるかなぁなんて想像もしていかないとね。