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3Dプリンターで家を作るならどんな家?

3Dプリンターで自由自在に家が作れる!そんな記事を見てしまった。幼いころ、こんなところに住みたい!と紙に書いていた絵が現実になるかもしれない。

そんなワクワクした感情で、3Dプリンターの家の可能性や、もし3Dプリンターで家を建てるならこんな家にしたい!という少しの妄想を書いていこうと思う。

●3Dプリンターで家を建てるとは?

3Dプリンターは、3次元データを基に、立体的な物を作ることができる機械です。ミルクレープのように断面を積み重ねて形にしています。そんな3Dプリンターは住宅が建てられるまでに進化しています。

住宅の素材も選択でき、曲線などのデザインも容易に描けます。そして、無駄な材料が出にくい。さらに建築コストも少なく、早く完成する。

自由自在に、環境に優しく、安く、早い。といいこと尽くめなのだ。

●海外では着々と。

オランダ
開発が進んでいるオランダは、世界初の3Dプリンターハウスの賃貸住宅に入居者が決まっているそう。全てのパーツを工場で作成し、建築現場で組み立て作業を実施。ちなみに住宅のパーツを作るためにかかった時間はたったの120時間。大きさは94平米(約28坪)、2LDKの平家を家賃約10万円程度だそう。

日本でも北海道札幌市でオランダ製の3Dプリンター公共トイレが活用されている。
参考https://renovefudosan-fukaebashi.com/column/show/6830

イタリア

イタリア・ボーニャで粘土を材料としたクレイハウスが誕生。再生可能素材によるカーボンニュートラル(脱炭素:排出される二酸化炭素と吸収される二酸化炭素を同じ量にするという目標)建築。

採掘できる年どや砂に米の藁やもみ殻、石灰を混ぜ合わせたものを建築資材にしている。

大きさは30平米(約9坪)で、印刷時間は200時間。資材コストは11万円程度だという。

構造上冷暖房は不要で、自然光がさす環境に配慮した住宅だ。

参考:[https://ampmedia.jp/2021/02/22/3d-print-house/](https://ampmedia.jp/2021/02/22/3d-print-house/)

●【妄想】3Dプリンターで家を建てるならこんな家がいい

「自由自在に、環境に優しく、安く、早い」という特徴を活かした上で、私ならこんな家を建てたい!という妄想を披露させてもらおうと思う。

1.曲線が美しい建物

2.1Fに可動式の小規模店舗を設置。平日は作業スペース、休日は家から切り離してカフェとして利用。組み替え自由だからできるのではないか?

●課題は残る

鉄筋を内部に入れる等の基礎工事に対応することが難しい点や、

日本の建築基準に満たすためにはもう少し時間がかかりそう。

北海道のトイレなど、実装されているところもあるので、今から少しずつ妄想をして気長に待つことで最高の住環境を手に入れられるかもしれない。

皆さんは、3Dプリンターで好きな形に、素早く、安く家を建てられるならどんな家にしたいですか?ぜひコメントやお便りで教えてください!

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