まっすぐ歩くことの難しさ

「歩く」という行為は、人に限らず動物にとって基本的な動作のひとつだ。

でも、「まっすぐ歩く」となると案外難しい。

ウォーキングをやっていると、そのことを日々実感する。

ランニングマシーンだからバランスが取りにくいのかもしれないけれど、まっすぐ歩こうとしても思いのほか体がふらつく。

体がゆがんでいるのか、体幹が弱いのか、あるいは両方か。

そういえば、歩くということで思い出したことがある。

以前、転倒した祖母を病院に連れて行ったときに医師から、

「歩くというのは、とても複雑で難しいことなのです」

と言われたのだ。

そのときは今いちピンとこないというか、お年寄りには大変なことなのかも、くらいな気持ちだった。

でも、まっすぐ歩くことの難しさを感じるようになって、たしかに歩くというのはそんなに簡単なことではないのかもしれないと思った。

姿勢が悪いと体がゆがむし、ゆがんだ状態で歩き続けるとどこかを傷めてしまう。

また、足腰が弱ると転びやすくなる。

ランウェイを歩くモデルさんのようにはなれなくても、せめて正しい姿勢でまっすぐ歩くことを意識してみよう。

良いことも悪いことも、積み重ねによって後々大きな影響が出ると思うから。

とりあえず、体幹トレーニングに励むことにしよう。

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