【円安150円/ドル】海外ファーが高すぎる＆国内で買えるファー2022年末版

2022年10月21日 07:00

↗【ドル円】上昇して150円台へ。 16時39分 150.00円 https://t.co/7zsSAGxogU pic.twitter.com/CKFcJRZXSu
— 相場変動お知らせ bot (@GOLD_OIL) October 20, 2022

ドル円が150円台と恐ろしく円安です。2011年の最高値である75.54円/ドルと比べると、円の価値が半分程度しかないことになります。

言うなれば、アメリカのファーを買う時に値段が2倍になっています。

しかも、コロナの影響で輸送費が高騰しているうえにウクライナ紛争で燃料費まで値上がりしているため、現在はアメリカからフェイクファーを3ヤード輸入するとファー代よりも輸送費のほうが高いです。

例えば、2022/10/20 17:05(JST)現在、Howl Fabricsで3ヤードLuxury Shag Faux Furを頼むと送料込で28,153円します。1メートルあたりの価格に直すと約10263円/メートル。

メートルとヤードで単位が異なるのと、日本は1万円以上は送料無料のところが多いので送料は計算しませんが、日暮里トマトのオンラインストアのブライトフェイクファーの価格は3,850円/メートルなのを考えると、フェイクファーを海外輸入した場合は単純計算で約3倍近く費用がかかることになります。

他の店はどうなんだよって言われそうなのでいくつか調べましたが、Fursuit SuppliesでLuxury Shag Faux Furを買った場合は3ヤードで184.43ドルなので、同じレートだと28,817円、約10,505円/メートルです。

Fabric EmpireでFaux Fur Shaggyを買った場合は167.20ドルなので26,125円、約9,523円/メートルです。

というわけで、だいたいどこで買っても3メートル買った場合は10000円/メートル前後します。フルスーツの着ぐるみに必要なファーは最低でも4メートルほどなので、ファー代だけで5万円近くが吹き飛ぶことになります。

高すぎるので改めて国内ファーを調べる

というわけで海外ファーはあまりにも高すぎるので、国内で買えるファーを紹介していこうと思います。

新宿にある生地屋です。10cmから売ってくれるのが特徴。値段はトマトよりちょっと高めです。しょっちゅうセールするのですが、最大のセールである年末セールで買うとちょっと安くなります。

置いているファーはちょくちょく品揃えが変わりますが、

あたりです。

通販もやってますが、現地にしかないファーも多いです。

一応、町田店にもファーは置いてますが色数とかはかなり少ないです。

日暮里にある生地問屋です。最低1メートルからですが、新宿オカダヤで買うよりもブライトフェイクファーとかは安いです。
通販で買ったことはありますが、現地に行ったことがないので、品揃えはわかりません。

通販もやってます。

通販のみ。ストレッチファーの色数が多いのと、10cm毛足などの超長毛ファーを売ってるのが特徴です。

全体的に値段も安めです。

ストレッチファーはかなり生地が柔らかく、よく伸びます。毛の密度はオカダヤで買えるものと比べるとちょっと少ないです。

一部の色は一度在庫がなくなると当分再入荷しないので、必要な色は失敗することを見込んで多めに買っておいたほうがいいです。（たぶんBtoBの反物発注の余りとかを売ってるのかな……？）

96色という圧倒的色数を誇ります。ただし値段はかなり高めで、6ミリで6,600円/メートル、15ミリで9,660円/メートルします。正直値段だけ見ると輸入ファーと大差ないです。
毛の密度は国内で買えるファーの中では比較的ある方です。96色に長毛ファーがないので、デザインによっては使いづらいです。

ピンポイントで微妙に欲しい色がないことも多いですが、圧倒的な色数はデザインが先に決まってるケースとかではかなり便利です。実際、依頼でもここのファーを使ってます。

ストレッチファーも96色揃ってるのがすごい。

毛足や毛並みのリアルさを追求して作られているファーが取り揃えられています。リアル系のキャラクターを作るときには重宝しそうです。

筆者は買ったことがないです。

どれもファーが置いてあることは確認していますがあんまり詳しくないです。リンク先で色々見てみてください。

キャラクターの創作費に使わせていただきます。