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【着ぐるみ制作】裏地を付けて見栄えを良くする【アドカレ23日目】

自分用で着ぐるみを作るだけでなく、依頼をやってみたいと思い始めた方へ。

裏地を付けて見栄えを良くする方法を紹介します。

販売する着ぐるみだとよくやっている人がいますので、商品価値を上げたいという方にはぴったりだと思います。

材料

  • ファー生地

  • 裏地(メッシュ生地、カネフォームなど)

裏地は、特別こだわりがなければ、通気性が良くて薄くて軽いものが良いと思います。日陰工房では極力通気性に影響を与えない、メッシュ生地として、日暮里トマトのソフトメッシュ[f6s7500]を使っています。

人によってはカラフルな生地を使っている人もいます。わざわざ裏地と書かれていなくても、薄くて通気性の良い生地なら何でも良いと思います。

通気性や快適性には注意しつつも、好きなものを使えば良いと思います。

ヘッドの裏地だとカネフォームとかを使っている人が多いみたいです。

伸縮する生地(ニット地)の場合は、同じくニット用の裏地を選びましょう。

やり方

基本的な裏地の扱い方は、うさこさんの記事を読むと早いです。

着ぐるみ制作で裏地を付ける場合は、基本的に表地と重ねて縫うだけです。

ただし、フェイクファーではアイロンが使えないので、いくつか注意するポイントが変わってきます。

少し大きめに切る

例えば、

  • 縫い代10mmなら裏地は15mmで

  • 縫い代5mmなら裏地は10mmで

といったように、裏地は5mm程度大きめに切り出すと良いです。裏地のほうが表地と同じ大きさだと、裏地が引きつってしまいます。

縫う時も、ほんの少しだけ内側に余裕を持たせてまち針やクリップで止めて縫うぐらいでいいです。

はみ出した裏地はカットする

縫い代を大きく取っている分、縫い代から裏地だけ少しはみ出す箇所が出てくるので、そういうところははみ出した裏地は裁ちばさみとかでカットしちゃえばいいです。

日陰工房では、ケモ手とかの場合は、縫い代は全部5mmに切りそろえています。

まとめ

着ぐるみには裏地はそんなに必要ないのですが、あったほうが少しは耐久性も上がりますし、見栄えも良いので、売り物の場合はオプションとして付けてもいいんじゃないかなと思います。

日陰工房ではケモ手は基本的に裏地ありです。

それでは。


明日の記事は「着ぐるみを作るために今まで習得した技術と知識まとめ」です。


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