僕らは武器を履き違えてはいけない話

ご覧いただきありがとうございます。
ストーリーシャングリラの吉村拓巳ですよ。

僕らはいつも武器を履き違えて間違った使い方をしてしまう。

31歳(もうあと1ヶ月で32歳)の男性は
・高学歴フリーター
・モテない
・人を好きになれない(恋愛的に)

これらの事実を長らく「武器」として扱ってきましたが

「圧倒的にダサい」


これに気づくのに10年かかった。
いや表面的なアイスブレイクトークとしてはいいんだよ。
大体は笑ってくれるからね。笑ってくれると言うより笑顔を見せてくれるからね。初対面の人とかに言いやすいから。

だからついつい言ってしまう。


・人を信頼できない
・人に興味ない
・昨日寝てない

これも一緒でめっちゃダサい。
明らかに痛い。
と言うか他人が言ってたら「うわ〜」って思うのに
自分は言ってしまうのはなんでだろう。
目の前の笑顔は引きつった笑いなのにね。

特に「人の名前覚えられないんですよ〜」とか言ってる人って信頼できないわ。これは言った事ないし大体の人は顔と名前を覚えています。ただ、僕の記憶力って異常で気持ち悪がられることが多々あるので、忘れているフリをすることはよくあります。

興味ありすぎて興味がないふりもします。その時はごめんなさい。

話は戻るが
「昨日寝てないんだよね〜」
「昨日飲み過ぎちゃって調子悪いんだよね〜」

と言ってしまうのは心理学用語ではセルフハンディキャッピングといって
勝手に自分で足かせを付けて言い訳にしてしまう
要するに自己防衛本能です。

テスト前に掃除をするのも一緒。
・昨日飲んでたからうまく歌えなくても仕方ない。
・いい点取れなくても仕方ない。だってテスト前に掃除をしたから。

言い訳の道具になっている。
あなたの周りの人を思い出して欲しいが、大体の人は毎回同じことを言っていると思う。

「いやごちゃごちゃ言わんとやれや。実力が出るだけやろが」

そしてこれの使い勝手のいいとこは
「失敗しても成功してもどっちに転んでもいい」

・昨日飲んでたのに歌うまいな〜。
・テスト前に掃除してもいい点が取れるなんてすごいなぁ。

人間は誰しもこう言われたい。

「いやごちゃごちゃ言わんとやれや。実力が出るだけやろが」

何もしていないのにいい点取れるのが美徳みたいになっている。
冒頭の31歳の男性もそう。

・高学歴フリーター
・モテない
・人を好きになれない(恋愛的に)

これらを克服する努力をして初めてそれが武器になるのです。
それでも克服できないことが武器になるのです。

・ちょっと
・少し
・一応

もそのうちに入ってしまうことがあるよね。

一言目にセルフハンディキャッピングを敷いてしまっているあなたは
一緒に直そうね。
僕らは武器を履き違えてはいけない。

そう、何が言いたいかって言うと最近モテたいねん、、、


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