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二兎追うし、なんなら三兎追うよ

「二兎追うものは一兎も得ず」:欲張ると何も得られない、結局どちらも失敗する。
この状況を頭の中に思い浮かべるとちょっと面白い。2匹の兎が目の前でピョンピョン飛び跳ねてる。一方を追っては逃げられ、もう一方を追っては逃げられ、一方、もう一方、そんな繰り返しで兎にもてあそばれる。だから、昔の人はこの言葉を教訓として残してくれた。兎にもてあそばれてたのが自分の先祖だったら、彼は1匹も兎を捕まえられなかっただろうから、今の自分があるのはこの言葉のおかげかな。ありがとう。ただ、時が少し進んだから、この言葉はもう無用じゃないかなって話を、少しだけ。

パスカルが言った、「人間は考える葦である」とはよく言ったものだなと。日々の生活の中で「思考すること」と「アクションを起こすこと」さえ止めなければ、人間は人間でいられると思う。日々の生活の中で思考し続けて、それを元にアクションを起こすと、それが正解だったのか間違いだったのかが明らかになって、仮に間違いだったとすれば、また思考して答えを導くっていうプロセス。想像に易いと思うけど、"気づき"がないと成長はないから、思考して、気づきを得て、アクションを起こして、気づきを得る。で、最近の大きな気づきは何かっていうと、運営してるUNTRACE英語コーチングを通して、サッカーをやりながら英語も勉強するって改めてめちゃくちゃかっこいいなと。それはサッカー選手に限らず、社会人で英語学習に取り組む人たちもそうで、どんなに金持ちでも、容姿端麗でも、賢くても、1日24時間って事実は不変で、みんな時間がない。重要なのはその24時間をどう使うかだから、彼らは皆、今まで何かに費やしていた時間を削って、その時間を英語学習に充てて、今この瞬間にも未来の自分を形作ってる。最高すぎる。もちろん自分も、彼らに負けじとUNTRACEの普段の業務に、サービスのアップデート、英語の勉強もドイツ語の勉強も欠かさないし、次のプロジェクトにも着実に取り組んでる。で、思った。二兎追わないと二兎得られないよね。数ヶ月前はあまりにも忙しくて、よく「時間がない」って言ってたなって思い出すんだけど、それは思考が止まってる。じゃあそこから思考を進めるとどうなるかって言うと、「時間がないなら作る」になる。結局これ。普段より30分早く起きれば、ドイツ語単語を100個は覚えれる。昼飯を用意する時間は瞬間英作文に使えるし、ジムの滞在時間をきっちり1時間って決めると短い時間で密度の高いトレーニングができる。音楽がイヤホンから流れてるだけだった移動時間で、とにかく英語とドイツ語を独りでブツブツ唱えればそれは学習に、思考と試行の量と質を増やすためにAIを。お風呂を早く済ませればタスクが後ろに倒れないし、睡眠時間を削らないから日中は頭がよく回る。だからこそ、「時間がない」って言ってた数ヶ月前とは比にならないほどの量のやることを抱えられるし、その全てに100%で取り組むことができる。何も全部うまくいくわけじゃないよ?こっちがうまくいったら、あっちがうまくいかなくなって、あっちがうまくいったら、こっちがうまくいかなくなることはある。ただ、最後には全部成功させてやろうと鼻の穴をフガフガさせてます。

一つが完璧になった後で次に移るでは遅いから、一兎ずつ追うのではなくて、二兎追うし、なんなら三兎追うよ。二兎追うものは一兎も得ず?二兎とは言わず、三兎四兎追っていこ。全部捕まえて、ペットショップでも開いてやるわ。

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