『To LOVEる-とらぶる-』1巻+αざっくり解説(主要登場人物紹介編)

『To LOVEる-とらぶる-ダークネス』(以下、<ダークネス>)文庫本化を
祝して始まった『To LOVEる-とらぶる-』(以下、<無印>)ざっくり解説。

今日は、記念すべき<無印>単行本1巻について解説していきます。

主な登場人物
(<ダークネス>を読むにあたって必要最低限の人物しか
載せないことをご了承ください。2巻の登場人物紹介を参考にしてます。)
もっと詳しく知りたい方は単行本、文庫本(下記リンク参考)
コンビニ本(2020年10月重版予定)を参照ください

結城リト【梨斗】(単行本で小さく映っている男の子)
高校1年生の15歳。クラスメイトの女性(後述)にまともに話掛けられない
くらい、女性に奥手だった。(ここは重要です)1巻では、巻き込まれ型の
主人公の性質が強いと思います。恋愛に奥手である以上に、困ってる人・物を放っておけない性格(これもかなり重要)で、それが一般的な巻き込まれ
型の主人公像とは違うのではないかと思っています。

ララ・サタリン・デビルーク(単行本1巻・文庫本1巻のシンボルの子)
銀河系を束ねるデビルーク星の第一王女。トラブルメーカーであり、
(To LOVEるの名前は多分ここからきている側面もあるのだと思います。
もう一つの側面は後述します。)
(多分)リトの女性に奥手という面を一番変えた人物ではないかと思って
います。(そこらへんは<ダークネス>の最終話を参照すれば、合点が
いくと思いますが、そこは読者ごとに意見が対立している所でもあり、
想像力を働かせる余地がある所だと思っています。)1巻では、お見合いが
嫌で家出した先がリトの風呂場であり、そこからリトが憧れの人(後述)に
告白した際に偶然間に入ってしまって、少し不思議な同棲生活が始まる。
で、1巻だと本当に好きになっていく様が描かれていきます。(これに
関しては登場人物の後に書きます。)

西連寺春菜(単行本2巻・文庫本2巻のシンボルの子)
リトと中学時代からの同級生。私が後述、後述と言っていたのはこの子の
ことです。To LOVEるの名前の由来は、春菜からリトへのLOVEと、リトから
春菜へのLOVEから来ている(Toは「~に向かって」という前置詞でもある
のでそうではないかと思っています。)実は、お互い両想いという設定は、
後付けであるという話を聞いたことがあるのですが、中学時代のどの面を
見てお互い好きになったか
は、ほかのヒロインと比べても描いてない
じゃないかと思います。To LOVEるの読者に預ける想像力はここでも姿を
見せてくるんですが、よく読むと「そういえばどうして?」ってなる所で、
明記してなくても話としては入ってくるので、ここを気にする人は案外
少ないかもしれません。なので、【実はお互いが好きなんだ】という所
を押さえておけばいいと思います。春菜からすれば、ララとリトが好き
同士という勘違いが生まれているため、一歩身を引いた表現が1巻では
多いかなという感じです。

結城美柑(単行本3巻・文庫本9巻のシンボルの子)

リトの妹で11歳。ララが宇宙人にも関わらず、それに全く動じず、むしろ
大歓迎で共に暮らしている。性格はやや大人びていてしっかりもの。

2巻の登場人物紹介そのまんまなんで引用しました。少し解説すると、
結城家の両親は自宅に不在なことが多いため、母親代わりな面があると
いう感じですが、巻が進むにつれて、自分がしっかりしてる分寂しがり屋
(リトはさえない感じだとララの発明品のペケも発言しているくらいリトは
あんまり頼りにならないのかも、、、?)な面が出てくるので、それは結構
見どころでもあるのですが、1巻では、

妄想と現実の区別くらいつけようね。妹として恥ずかしいから

(1巻23ページ4コマ目)(風呂場にララが現れて、美柑を呼んだが誰も
いないときのセリフ)

が一番印象的なシーンかなとは思います。兄妹なので、恋愛関係の進展は
<無印>の中ではほぼ皆無。フツーに兄妹の話として描かれますが、
色々サポートしてきたり、<ダークネス>では色々あったりする(?)ので
紹介しました。

その他にも、ザスティン【デビルーク星王室親衛隊隊長】や、その部下2名デビルーク王、王妃、籾岡里紗に沢田未央(2人は1巻はモブキャラだった)
悪役宇宙人のギ・ブリーや、校長、弄光先輩(という隠れキャラ)とある
のですが、1巻の段階で分かる情報はほとんどなく、恋愛関係の進展の説明
をしていく中で名前が出てくるぐらいの情報量でいいかなと思いますので、
詳細な説明はしません。

私の思っている以上に登場人物紹介に熱が入ったので、ここまでにします。
ストーリー編は次の日にあげます。

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