デザイナーなら理想を描け。
マネーフォワード22新卒デザイナーのひびきです。
時の流れは早いもので、もう年の瀬です。今回の記事では、チームでものづくりするデザイナーのあるべき姿について、新卒デザイナーが約半年間プロダクト開発に携わって体感した学びを共有しようと思います。
デザイナー ≠ デザインだけするひと
まず、チームのデザイナーとして働いてみて一番に感じたのは、デザインだけしていればいいわけではない、ということです。当然のことではありますが、学生の頃との明確な違いでした。
デザイン以上に重要性を感じたのは、他職種とのコミュニケーションです。プロダクト開発において、コミュニケーションの質はものづくりの質に直結すると痛感しました。エンジニアやPdMが混在する開発チームにおいて、デザイナーは言語以外の伝達手段を持っている分、質の高いコミュニケーションを追求しなければいけないと感じました。
チームのデザイナーへの期待値
では、デザイナーが開発チームにいる意義とは一体何なのでしょうか?この問いはもちろん、必要なデザインを作る以外に、デザイナーがプロダクト開発において発揮できる価値は何か?ということです。
マネフォのエンジニアやPdMはみなさん本当に人が良いので、「デザイナーの価値って何ですかね?」と聞けば、「いやいや、デザイナーさんいなきゃプロダクト作れませんから!」と耳触りの良い言葉が返ってくると思います。
でもそれでいいのか?必要なデザインを作ること以外にデザイナーが発揮できる価値とは何でしょうか?
デザイナーなら理想を描け。
半年間プロダクト開発に関わった僕が、現時点でこの問いに答えるのなら、「プロダクト開発におけるデザイナーの価値とは、目に見える形でビジョンを示し、理想を描くことができること。」と答えます。
この回答は、僕の関わっているプロダクトがtoBSaaSであるという性質も大きく影響しているかもしれません。一気に100%の機能を実装することは少ないかもしれません。
まずはデザイナーが理想のユーザー体験を実現できるデザインを描く
そこから、チームと話し合いながら段階的な実装スケジュールを検討する
各実装フェーズに合った拡張性のあるUIを細かく考える
この一連の流れを体験して、デザイナーの発揮すべき価値を再認識させられました。これからも、理想を描き、チームを前に進めるデザイナーを目指して奮闘していきます!
明日のMoneyForwardDesignAdventCalendar2022はエリーさんです!お楽しみに🎄
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