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「ビットコイン2万ドル」記事へのコメントから考える「最高値ビットコインが一般層の間で話題になってない理由」

2020年12月17日、ビットコインが史上最高値を更新し新しいフェーズに入った。

という状況を伝える日経新聞の記事のTwitterに集まったコメントから、なんとなく現時点の一般層から見た今の仮想通貨の姿が見えてきた気がする。

1つ1つのコメントを取り上げるのは問題があるかもしれないので書かないけど、ほとんどのコメントが「詐欺」だの「怪しい」というものだった。
そしてビットコイナーによる養護。

ビットコインの最高値更新によってニュースになったりはしたものの、現時点では一般層からはあまり興味を持たれておらず。
一部の多少興味を持つ一般層の反応が「怪しい物」という感じなんだろうと思う。

「前回の最高値と同程度」という今の状況。
これはクリプト民にとっては大きな意味のあるラインだけど、恐らく一般層にインパクトを与えられるレベルではなかったのではないだろうか。
「前回と同程度なら、どうせまた同じように下がるでしょ」みたいな。
説明が難しいけど、特別な事が起こったというには材料が弱い感じ。

最近のビットコイン市場は個人投資家からの熱がなく、企業からの投資熱が凄い。という話はここ半年ぐらい言われていた話ですが、やっぱり一般層から見ると「前回の高値と同じライン」にはインパクトがないのだと思います。

だとすれば、恐らく次に一般層にインパクトを与えるのは、大台の1000万円。海外では10万ドルなのではないでしょうか。
そこまで来てようやく一般層が「あれっ……昔、話題になってたビットコインとかいう怪しいものが値上がりしてるぞ。もしかして怪しくないのか?」からの「怖いけど儲かるみたいだし買ってみるべきなの?」になる感じ。
そこからまた少し値上がりすれば2017年のようなフィーバーが起きてブームになり、下がれば「怪しいもの」に逆戻り。

結局のところ、ビットコインにしろ、その他の暗号資産にしろ、一般層が使える場面がほぼないからそういう感じになっているんでしょうね。
次1000万円を超えた時、一般層が実生活で使用出来る何かが生まれてないと、結局また同じ事の繰り返しな気がしてます。

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