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IOSTのDefi、XIGUA FINANCEの開発者のインタビュー記事翻訳まとめ

XIGUAの開発者「Pu」が(中国人でこのハンドルネームは色々とツッコミたくなりますが)顔出しでBigONEのインタビューに答えていた記事の翻訳記事をIOST運営が公開したので(恐らくですが、中国で公開された記事をIOST運営が独自に翻訳してアップロードしたっぽいです)それについて翻訳して重要そうな部分を抜粋していきます。


まず、XIGUA FINANCEとは、IOSTに構築されたDefiで、開発者の言葉を借りると、

Xiguaは、IOSTブロックチェーンのUniswap + MakerDAO + YFIとほぼ同じです。

との事です。

BigONEとは、中国の仮想通貨取引所ですね。
先日XIGUAがこの取引所に上場しています。


XIGUA開発者「Pu」の経歴

PuはXiguaFinanceのコア開発者です。彼はかつてグーグルやマイクロソフト、その他の国際的な第一線のテクノロジー企業で働いていました。彼は長年ブロックチェーン分野の起業家であり、分散システムの開発の専門家です。彼は多くの人気のあるゲームとDeFiアプリケーションを独自に開発してきました。

記事が本当なら、かなり凄い経歴を持っているようですね。
開発力については問題ないのかもしれません。


XIGUAの利用状況

現在、1週間のアクティブユーザー数は約500人、1日のアクティブユーザー数は約200人、1日のトランザクション量は数千から数万米ドルです。

大体、今のレートで数十万円から数百万円の取引高があるみたいですね。
彼の言葉が正しいなら、これはイーサリアムで稼働している多くの有名Defiよりも優れているそうです。


XIGUAの課題

IOSTエコシステムは他の3つのパブリックチェーンよりも確かに小さいです。一方、流動性マイニングの終了後にプロジェクトを存続させる方法も、すべてのDeFiプロジェクトが解決する必要のある問題です。

現状、多くのDefiは流動性マイニングによる投機マネーの流入によって活気付いている面が大きく。ユニスワップですら、先日、流動性マイニングを終了してUNIの配布を停止したら大量の資金流出が起こっています。
イーサリアム最大のDefiであるユニスワップは最終的には人も金も戻ってきて問題なくなるとは予想してますが、その他のDefiについてはガバナンストークンの配布がなくてもシステムが存続可能なのかどうかが大きな問題だと思います。
XIGUAにとってもそれは例外ではなく、XGの配布終了後にXG価格の維持やXIGUAそのものが存続可能なのか、かなり問題だと考えていたので、Puがこの問題をしっかり認識していたのには安心しました。


今後のXIGUA マルチチェーン

Xiguaは、12月中旬にIOSTとETHおよびEOSチェーン間のアセットマッピングを開き、ユーザーが他の2つのチェーンのアセットをIOSTのトークンに変換できるようにします。

技術的な話はそこまで詳しくないので詳細は分かりませんが、バイナンスチェーンなどがやっているように、他のチェーンのトークンをステーキング――例えばETHをステーキングしたら、IOST上で「IOST-ETH」みたいなトークンを発行するシステムを作るのでしょうね。
ステーブルコインの発行みたいな感じでしょう。
そしてシステムに「IOST-ETH」を送ると、いつでもETHをイーサウォレットに引き出せる感じ。
現状イーサリアムがスマートコントラクトを使用するブロックチェーンの中では一番人気なため、ほとんどのアセットがイーサリアムで発行されていますが、手数料の高騰が深刻で取引が難しくなっています。
なので手数料が実質存在していないIOSTにアセットを移し、そちらで取引を行ってもらうような使われ方を目指しているのでしょう。

現状IOSTに大きなプロジェクトのトークンが生まれてないので、XIGUAの取引量を増やすためにはイーサやEOSのプロジェクトのトークンを引っ張ってくるのが一番なんだと思います。

XIGUAのシステムは良いと思ってはいつつも、今のIOSTの参加者の少なさやプロジェクトの少なさ小ささを考えると厳しさを感じていたので、こういうシステムには凄く期待が持てます。


今後のXIGUA レバレッジ取引

2021年1月中旬に分散型レバレッジ取引機能を実装する予定です。これは単にユーザーがスイカのさまざまな資産をロングまたはショートできるようにすることを意味します。

XIGUAの中にレバレッジ取引機能を追加するみたいですね。
投機マネーを引っ張るにはレバレッジ機能は必須かもしれないですね。
これがあれば取引量は激増しそうです。
そしてショートが出来るのは面白いかも。
もっと早くこの機能があればPPTにショート入れまくってたのにね!


今後のXIGUA クロスチェーン

次に、クロスチェーンの作業も行います。当社のクロスチェーンソリューションは、暗号化の原則に基づくポイントツーポイントのクロスチェーンプロセスであり、ある程度のセキュリティを保証するだけでなく、比較的使いやすいものになります。具体的な詳細は12月中旬に発表されます。

クロスチェーンとは異なるチェーンを超える事。
これについてはよく分かりませんね。
イメージとしてはイーサなどの資産をIOSTに移してIOSTチェーンで取引するような形を目指しているのかと思っていましたが、もしかするともっと他のチェーンを使ったプラットフォームも作って統合していくのかもしれませんね。
これについては現時点ではよく分かりません。
発表を待ちましょう。


最後に

今回、XIGUAの開発者「Pu」が顔出しでインタビューに答えました。
これまで彼は自分の事をオープンにしないようにしていましたが、表に出てきたという事はまた1つ信用出来る要素が増えたかなと思います。

「たったそんな事で!?」

と思う人もいるかもしれないけど、IOSTに触っている人にとっては記憶に新しい「PPT」の存在を考えると、1つホッとするんですよね。


それでは皆様。
投資は自己責任で!

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