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【3日目】朝の習慣マニュアル

前回記事に引き続き、朝の習慣をマニュアル化していく。これまでの2日間で布団との適切な距離の取り方が見え、2分間を自分でコントロールしている事実に驚いていることと思う。3~7日目でリズミカルな運動を実施することで、日中のパフォーマンスを上げながら、多くの人がチャレンジし、年々犠牲者の山累々である運動習慣という強敵に挑んでいく。

■朝の習慣についての方針

・惰眠の誘惑に勝てる魅力的なリストを作成する

・自分に自由時間をプレゼントする

・睡眠はまとめて深くとる

■2日目までの朝の習慣マニュアルおさらい

1.※前日夜実施 いつも起きる時間の1分前に目覚ましアラームを設定する

→これで3分目となる。3日間で3分早起き習慣を無理なく手に入れられたのではないだろうか。残りの人生が2万日あるとして、毎日3分削り出せば、累計1000時間にもなる。何もしなかった自分に比べ、1000時間自分自身にプレゼントした事実に祝福を!このために払った犠牲は何か。害虫ホイホイのような布団に絡みつかれているだけで体力回復にもならない時間、それだけだ。

2.アラームとともに起き上がり、立ち上がってアラームを止める

3.陽の入る窓を開ける

4.入念に口をゆすぐ

5.コップ1杯(200~250ml)の水を飲む

6.更にコップ1杯分水を入れておく

■3~7日目はリズミカルな運動習慣を付ける

これまで2日間では、惰眠の誘惑に打ち勝つため、具体的かつ1つ1つは全く難しくない行動を実施してきた。何となく"朝"のイメージに沿うことも多く、抵抗なく実施できたのではないだろうか。

3日目以降には、ここに5分のリズミカルな運動要素を追加していく。朝から運動をするというのは、人によって抵抗感があることだ。しかし、運動習慣がないことへの罪悪感や、自分への言い訳は精神衛生上よろしくない。ぜひチャレンジしていきたい。

とはいえ、朝からハードな運動をすることへの抵抗感は根拠があるものだ。起き抜けは精神状態のみならず、関節や筋肉も全力で抵抗する。強張ってしまっているのだ。この状態で故障しては元も子もない。

では、準備運動程度なら、と体を伸ばす(静的)ストレッチに走ってしまう人が多い(ストレッチなのに走る…)。朝日を浴び、太陽と地球に感謝しながら自身と対話し体を伸ばす、なんとも健康的で朝にぴったりのイメージがある。しかし、これは朝の落とし穴だ。布団と同じ悪の組織から派遣されているに違いない。前述の通り朝は体温が低く、体は強張りがちである。この状態で強く伸ばすストレッチを行うとかえって体を強張らせ、故障のリスクまである。また、開脚等床について実施するストレッチは朝の冷たい床で体温をされに下げる恐れもある。それじゃあ布団の上で…となれば悪の組織の思うが儘である。正体を現したな朝のストレッチ!

では、朝の運動に適しているのは何か。朝の時間が終わった後に待ち構える本分の前に体温を上げ、体の緊張をほぐしておきたい。そんな願いを叶えるのが、5~30分程度のリズミカルな運動だ。

朝にリズミカルに運動することで脳内物質セロトニンが活性化する。セロトニンは気分と関わりのある物質で、低下すると暗い気分になったり、イライラしたりしてしまう。リズミカルな運動を5分程実施するとセロトニンが活性化する。ただし、30分を超えて疲労してしまうと低下してしてしまうので、そこまで気合を入れて行わないほうがいいだろう。

リズミカルな運動は散歩やラジオ体操が代表格だが、着替えや音の問題から少しハードルが高い(このハードルが問題なく超えられる人は最初からこちらでも構わない)。本マニュアルでは、窓辺で足踏みを推奨する。着替え不要、音もほぼ出ず、運動強度も低く、自分に言い訳する必要がない。なお、咀嚼もリズミカルな運動に含まれるので、朝の習慣を終えた後の朝食時は意識的にリズミカルに噛むと良い。

■3日目の朝の習慣マニュアル

陽の光が入る窓の前に立ち、その場で足踏みをする。

最初は少し足を浮かせる程度から、10歩程かけて普通の歩行と同じ程度の高さまで上げていく。

1分経過まで足の裏で地面を捉える感覚を大切にして足踏みを続ける。この例えようもなく小さな1歩1歩が、念願の運動習慣と、人生を選択する意思に繋がっていく。

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