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働く女と◯◯と。

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ポッドキャスト番組「働く女と◯◯と。」のマガジンです。ピースの小沢あやによる、働く女性のゲストを迎えたトークの一部や裏側を、こちらのマガジンでも公開していきます。
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記事一覧

「他人を頼る訓練」としての家事代行のススメ

共働き育児はまず家電から朱野:私、会社員で20代の時に、「15年後にお金持ってそうな層」の研究をしてたんですよ。 小沢:楽しそうな研究! 朱野:住宅設備を売っていく上でのリサーチだったんですけど。その時にすでに「パワーカップル」が誕生していて。彼らの消費行動が中心になっていくだろう、っていう風に言われていたんです。それで、共働きカップルの研究を結構して。 その時はまだ、実家サポート付きで高収入であるがゆえに家事代行をサービスいっぱい頼んで、家政婦さんがもうフルタイムでい

無自覚なまま強者に回っていることへの戸惑い。

無自覚なまま「強者」に回っている?小沢:「わたし、定時で帰ります。」は、また30年後くらいに読んだ人から「うわ〜、定時で帰れない時代があったんだ〜(笑)!」って言われたりとかするのかなって思うと、歴史的な作品ですよね。 小沢:今回、朱野さんとポットキャストをご一緒させていただくことになって読み返した時に、やっぱり昔よりコミカルに感じたというか、さらに面白く読めたんですよ。最初に読んだ時より時代自体も変わってきてるし、自分も決済者・管理者として、働き方をある程度は自分で決めら

フリーランス、働く相手をどう見極める?

小説家・朱野さんがチームを作る上で大切にしていること小沢:仕事のチームを作る上で、朱野さんは何を一番大事にされてるんですか? 朱野:すごく難しいんですけど、今の社会について勉強してるかどうか。あとは、これも自分自身にも言えることですけれども、どれだけ真面目に仕事をしようとしているか。 でも、これが難しい。真面目だったらいいかっていうとそうじゃないっていう。たとえば、「わたし、定時で帰ります。」に出てくる三谷さんっていうキャラクターは、長時間労働派なんですけど、とにかく真

働く女、毎日が「定時」との戦い。

ワーカホリックな自分と、本当は休みたい自分の戦いから生まれた小説「わたし、定時で帰ります。」小沢:朱野さん、早速ですが簡単に自己紹介をお願いします。 朱野:朱野帰子です。小説家として今年で13年目になりまして、 代表作は今ご紹介いただいた「わたし、定時で帰ります。」。3作あって、このシリーズが代表作だと言われております。主に、労働をテーマにした小説を書いていて女性が主人公であることが多いです。 小沢:朱野さんは「女性と仕事」を軸にして、作品を書かれています。ウェブ制作

ポッドキャスト番組「働く女と○○と。」を始めました

ごきげんよう。ピースの小沢あやです。タイトルの通り、ポッドキャスト番組「働く女と○○と。」を始めました。 毎回、さまざまな業界で働く女性をゲストに迎えるトークプログラムです。ゲストが働く業界のお話や、働く女性に刺さる漫画とかお笑い、職場のお悩みあるあるまで。お仕事の合間にのんびり聞いてもらえるような番組にしたいと考えています。 初回ゲストは小説家の朱野帰子さん初回のゲストは、小説家の朱野帰子さん。代表作『わたし、定時で帰ります。』で軸にした「定時」をテーマにおしゃべりして