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会いに行きたくなる加蘇山神社。

ぼくにとってのお気に入りの神社で

関東でもっとも電車では参拝しにくい場所に鎮座しているのが

栃木県鹿沼市の山岳部にある加蘇山神社。

梅雨前の最後の晴れ間になりそうな6月8日に1年ぶりに参拝に行って来ました。


途中の壬生町を走っていると空気に苺の匂いが混ざり始めた。

風に乗って苺の甘い香りがほのかに漂ってくるって旅人にとっては嬉しい。

東京だったら果物屋さんの店頭を通り過ぎる時に一瞬匂うくらいだもんね。

さすがは苺王国の栃木県。


山間に入るとちょうど南摩ダムの建設現場を通過。

1年前よりハッキリとダムの全容が出来上がりつつあった。

水を入れる前の巨大なダム。

そんな遠くない未来に完成しそうな雰囲気だった。


ダムがある山間からトンネルを抜けて、ひとつ北側の山間を川沿いに山奥に向かって走ってゆく。

途中、1日に2便だけ運航しているバスと初めて出会った。

バスの車内は無人だった。


加蘇山神社の場所は携帯の電波は圏外。

神社前のスペースに初めて車を見た。

しかもマイクロバスも含めて3台。

全員登山客のものだと思われた。


神社の鳥居で写真を撮っていたら

熊鈴を鳴らしながら一人、神社の参道の階段を降りて来られた人とすれ違った。

完全に山の中、奥深くなので

ここは人間より野生動物の方の密度の方が高い場所。


スマホでただシャッターを押すだけだと

どうしても加蘇山神社の緑の濃さ、深さが再現できない。

加蘇山神社は写真よりも濃い緑に包まれていました。







朗々と祝詞を奏上。

そして境内でしばし瞑目。


関東の雨雲レーダーを見ていると

この日光連山付近でよく雨雲が湧きたってくる。

平野部を走っているときは快晴だったんだけど

山間部の空は雲に覆われていた。


瞑目していたら頬に雨粒を感じたので

挨拶をして帰路に着きました。


帰路の4号バイパスを走っていると

となりに車高を落としたゴールドのプレートを付けたセルシオが並んだ。

昔のヤンキー使用みたいな雰囲気。

ふとセルシオのナンバーを見ると7777。

生活の中でゾロ目と遭遇することの方が多いので

目に付いた車のナンバーがゾロ目だけだったら、嬉しいなあ~って感じなんだけど

直後にふと視線を落として自分のバイクのギア確認のためメーターを見たら

なんと走行距離が7777だった!

しかも走行距離7777を見た数秒後には7778になっていた。

強烈なメッセージ。

加蘇山神社の神さまだぁ~


今回の人生で加蘇山神社の神さまの声や姿を目にすることが出来る日が来るといいなあと思ったのでした。



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