読書メモ 遠い声、遠い部屋 カポーティ 村上春樹 訳
遠い声、遠い部屋(1948年)(アメリカ)
トルーマン・カポーティ (著), 村上 春樹 (翻訳)
「優しさとは、多くの人がそう考えるように、哀れみのことではない。そして愛における幸福とは、すべての感情を相手に絶対的に集中させることではないと知る者は、更に数少ない」
「思い出、そう、思い出こそが我々という存在の大地と水なのだよ」
村上春樹さんによる新訳。
「夢の本」というワードがあり、「街と、その不確かな壁」の「夢読み」の着想はここから得たのかなと思いました。
・海外小説は翻訳者で選ぶ
・海外小説がおもしろかったとき、その訳者の書籍をたどる
という楽しみ方もアリだなと思いました。
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