【テーマ記事】うちの防災の話。

#みんなの防災ガイド

何となくテーマに沿って書いていきます。

いわゆる"災害"に遭ったという認識が乏しいのですが、唯一思い浮かぶとすれば、2014年の礼文島での豪雨による孤立、が一番かと思います。

ほんの何日かそうなっただけでも、不安はありましたが、

自分がスタッフだったということ、仲間も、その時一緒だったお客様も、割と一丸となってその時間を過ごしていたように記憶しています。

その時に一緒に働いていたのが、今の旦那さんです。

いつも通りではないその状況の中で、"いつものこと"を"いつも以上"に気を配って動いている姿が、頼もしく見えた一番のきっかけでした。(恋愛的に)


命の瀬戸際、みたいなことはなかったので言えることかもしれませんが、

非日常のような状況になった時に、例えば身の周りが清潔か、とかってものすごく精神状態に影響するなと思っていて、それを一番、意識的にか無自覚なのか、実践してくれていたのが彼でした。

(それぞれ、得手不得手や当番などで持ち場が違ったので、当時のスタッフの中で一番だった、秀でていた、みたいな言い方はしたくないのですが、その感じがうまく伝わるか…うーん。そもそも何か好きだったというのはあるかも!笑)


結婚してもそれはやっぱり変わらなくて、ありがたいことでした。

夜は寝て、朝起きる。汚れていたら、散らかっていたら、片付ける。

この当たり前のことが、新生児期〜数ヶ月または数年、ままならないことがあると私は思っているのですが、

それも彼ができるだけ変わらずに過ごしてくれているおかげで、うちの家の消灯も秩序も保たれているのだなと日々実感しています。笑


そこから少し派生して。

うちでは育児も家事も、ほぼほぼシェアしています。

料理も洗濯も、掃除も片付けも、ほぼ何もかもをお互いが理解しています。

それは、個人的には危機管理だと思っていて、

例えば母子手帳の場所だったり、着替えや泊まりに関してのことだったりも、私はもちろん、旦那さんもわかっているので、話すとぱっと理解してくれます。

下の子が急遽入院、となった時も、私は一度も家に帰らぬまま、着替えや諸手続きに関わる諸々を持ってきてもらったりしていました。

これは日頃からシェアしていたからだなと実感したし、それが活きる場面があって良かったと思いました。日々のシェアの重要性をお互いにわかっていると、すごくいいです。

園の送り迎えも、可能な限り関わってもらいます。園の準備も、私もするし旦那さんがする時もあります。

何かあった時に、こどもたちが"お母さんしか無理!"ということができるだけ少ないよう、普段から意識しています。

上の子の時はしばらくワンオペ時期もあり、それってやっぱりしんどかった。可能な限りそうではなくなる家族の形を模索して、現時点、今の状態に落ち着いたのだと思っています。


こどもたちに関して。

下の子はまだ1歳なので、難しいですが、上の子とは普段からよく話をします。

園までの道のり、行きと帰りに通る道、いつも行く公園、いつも行くスーパー、

一緒に行く時に、たまに先導してもらって、道路の端を歩くとか、車が来てないか見るだとか、普段から本当によく話をしています。

エアコンの付け方とか、水がどこにあるだとか、そんなことも、年少さんですが理解して実践してくれます。


家族の中でいろんな情報を共有しておくのって、今すぐできる一番の防災というか危機管理だと思っています。

こどもが小さくても、家族で、チームの一員なので、それぞれができることを。それぞれが、がんばる。


今は家での防災グッズ、必要最低限の蓄えしかないので、ここに一生住むぞという拠点を構えたら、それはそれは生きぬける蓄えを準備したい所存!

いくつか前の記事で、生きる気力の話をしましたが、それは全く個人的な話で、家族としてはなんとしても、できる限り、(自然に)生きることにはこだわっていきたいなあ。


#みんなの防災ガイド

この記事が参加している募集

#みんなの防災ガイド

2,797件