240424 どこから見るか

2年生になってはじめての個人面談。
1年生の時には私より若い先生で、長男に対して親身になってあたたかく、時に厳しく、サポートしてくれていた。

2年生の先生は私より大分年上の、見た目から穏やかな柔らかな雰囲気が漂っている方。

支援級でも普通級でも担任の先生が変わって大変かもしれないけど、雰囲気の違う、彼への対応も大分違いそうな先生になって、ここからはじまる一年で、また彼がどう変わっていくか、成長していくか、楽しみ。

個人面談で話していて、強く印象に残ったこと。

今回の担任の先生は彼のことを、成長した先からみているように感じた。
もう成長した彼の姿も見えているし、その成長の過程もみてきたような感じ。

私も、1年生の担任の時の先生も、彼と同じ立ち位置で同じ方向を見ていたように思う。
だから、何かあった時に、どうしたら目指すゴール(適切な言葉ではないけど。成長した彼という意味)に向けてうまく進めていけるかな、どうサポートしたらいいかな、と考える感じ。
今の彼の立ち位置に一緒に立って、大人の目線(少しだけ高い)で彼と同じ方向を一緒にみて、励ましたり、喜んだり、ほめたり、時々心配しすぎたり、不安になったり、注意しすぎたりしながら、よいと思われるゴールに向けて時々軌道修正をかけながらすすめていくような。

だけど、2年生の担任の先生は、もうよい感じに成長している彼の立ち位置から、うんうん、今はそうだよね、と彼を見ている感じ。

それは彼の祖母達からもたびたび感じる、確信的に安心して彼をみている様子と似ている。
あと、本当に心から尊敬している、子供達みんなへの目線が限りなく優しい方とも同じ目線。

人生の経験?姿勢?選ぶ言葉?
何を見ようとしてきたか。何を受け取ろうとしてきたか。

先生は、特別支援学級でもたくさんの子供たちを見ていたから余計に?

今思うと、個人面談で話している間も、先生は私のこともそういう立ち位置で優しい目線を終始むけていてくれた気がする。

うん、振り返ると、今まで、どうしたらこんなにおおらかに受け取れるのかな、受け入れてくれるのかな、と思える人たちはみんなそういう立ち位置だったように思える。

日々の中で何をみようとするか、は本当に大切。
だけれど、どこからみるか、でも全く違う。

もうすっかり成長した姿がみえる、というより、その子への、その相手への絶対的な信頼なのかもしれない。
だから何をしていても安心して、大丈夫だよ、と言えるのかもしれない。

その絶対的な信頼というのはどこから来るのだろう。
わからないけど、本当にほんの少しだけわかるような。

疑問に思わないとヒントすらみつからないから、その疑問も忘れないようにしよう。

いつだってそうだけど、私にとっても、貴重な一年になるだろうな。
うん、自分でそうしようと思って、貴重な一年にしていきたい。

彼をとおして、たくさんの人と出会えたり、考えなかったことを考えたり、気づかせてもらったり。
ありがたいな。
どうもありがとう。





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